「ここ、少し直しておいてね」
「次からは、こうしたほうがいいよ」
相手はほんのアドバイスや注意として言っただけなのに、なぜか心の中では、
「私ってダメなんだ」
「また失敗した」
「きっと呆れられている」
と、必要以上に落ち込んでしまう。こんな自分やめたいんだけどな、と思っている方に
なぜ、傷ついてしまうのかをお話します。
「気にしすぎる」性格だからではありません
実は、
「自分まるごと否定された…」と感じてしまうのは、「自分のやったこと(行動)」と「自分という人間(存在)」を頭の中で一緒にしてしまっているからなんです。
心や脳のしくみから、分かりやすく3つの理由に整理して解説しますね。
1. 「ミスしたこと」と「自分自身」を分けて考えられない
注意されたのは「作業のやり方」や「提出物の遅れ」といった行動だけです。それなのに、心の中で「やり方がダメ=自分がダメな人間だ」と合体させて受け取ってしまうため、全部否定された気分になってしまいます。
2. 「完璧か、ゼロか」で考えてしまうから
(潜在意識)に「自分には価値がない」「自分は不完全だ」という信じ込みがあると、外部からの注意をその信念の「証明」として受け取ってしまいます。
「やっぱり自分はダメなんだ」と潜在意識が自動的に結論づけるため、強いショックが生じます。
つまりこういうことなんです。
「100点じゃないなら0点と同じ」という極端な考え方のクセがあると、1つの注意をされただけで「自分は100点じゃなくなったから、0点(全員から嫌われた)」と飛躍して感じているのです。
3. 心の防衛システム(警報)が過敏になっている
私たちの心には「自分を守るための警報機」があります。昔怒られて怖かった経験などがあると、心は「注意=大ピンチ!」と警戒します。
そのため、ちょっとした注意でも心の中で大音量の警報が鳴り響き、必要以上にショックを受けてしまうのです。
気持ちを楽にするヒントがあります
何か言われても「今、潜在意識が防衛反応を起こしているな」と客観的に自分を観察し、感情と事実を切り離す練習をしてみるといいです。
とは言っても、最初はなかなか瞬時に自分を客観的にみることは難しいですよね。すぐにはできなくても、心が少し落ち着いたときや寝る前に「今日、あの時すごく嫌だったけど、「否定されたのは『私の人間性』ではなく、ただの『私のやったこと』だ」とつぶやいてみてください。
これだけで、心がずいぶんと軽くなるはずです。
■長年染みついた「否定された」と感じるクセは、心理カウンセリングで整えていくことができます。
一人で悩み続けるのをやめて、もっとラクに生きられる自分になりませんか?




