カサンドラかも?家族・パートナーとの関係がつらい人のQ&A

深層心理のイメージ

一緒に暮らしているのに、
なんだかひとりぼっちみたい。

そんなふうに感じることはありませんか?

ちゃんと話しているつもりなのに、
なぜか気持ちが伝わらない。

「そんなつもりじゃないよ」
「考えすぎじゃない?」
「なんでそんなことで怒るの?」

…そして――

「もしかして、私ってカサンドラなのかな?」

そう感じているあなたへ。
ここから、よく聞くお悩みについてお話ししていきます。

Q. 夫婦なのに、どうしてこんなに孤独なの?

たとえばあなたが、

「今日、本当に疲れた」

と言ったとします。

そのとき、本当は何と言ってほしかったでしょう?

「大変だったね」
「今日はゆっくりしてね」

そんな一言ではないでしょうか。

ところが返ってきたのは、

「じゃあ早く寝れば?」
「そんなに忙しかったの?」

だった。

……なんだか違う。

そう思いますよね。

相手としては、ちゃんと答えているつもりなのかもしれません。

でも、あなたが欲しかったのは「答え」ではなくて、

気持ちを分かってもらえた、という感覚。なはずです。

そこがすれ違ってしまうと、
会話はあるのに、どんどん寂しくなっていきます。

そして何度も同じことが続くと、

「どうせ言っても分かってもらえない」

と、話すこと自体を諦めたくなることもあります。

Q. これって、カサンドラなの?

「カサンドラ」という言葉を初めて知ったとき、

「これ、私のことじゃない?」

と思ったかもしれません。

パートナーとの間で気持ちのやり取りがうまくいかず、
孤独や疲れを抱えている状態を「カサンドラ」と表現することがあります。

でも、

「夫が発達障害だから、私はカサンドラなんだ」

と、すぐに答えを出さなくてもいいと私は思っています。

それよりも、

あなたが今、この関係の中でどんな苦しい思いをしているのか。

そこに気づいて欲しいのです。

「これくらい、みんな我慢している」

「私が気にしすぎなのかも」

そうやって、ずっと自分の気持ちを押し込めて来られたのでは?

つらいと感じているなら、
まずはその気持ちを、そのまま認めてあげてもいいのです。

Q. 相手に悪気がないなら、私が我慢するしかないの?

これ、よくあります。

「悪気はないんだから」

「こういう人なんだから仕方ない」

「私が分かってあげないと」

そう思えば思うほど、
自分が我慢するしかないように感じてしまいます。

でも、

相手に悪気がないことと、あなたが傷ついたことは別です。

悪気がなくても、悲しいものは悲しい。

嫌だったものは、嫌だった。

「分かってほしかった」と思っていいのです。

相手を理解することは大切です。

でもそのために、
あなたの気持ちまで置き去りにする必要はありません

Q. どうして私は、こんなに相手の顔色を気にしてきたの?

「また機嫌が悪い」

そう感じた瞬間、

「私、何かしたかな?」

と考えてしまうことはありませんか?

そして、

「怒らせたかな」
「何とかしないと」

と、相手の機嫌を直そうとしてしまう。

もし思い当たるなら、
それは今の夫婦関係だけの問題ではないかもしれません。

子どもの頃から、

親の機嫌を気にしていた。
怒らせないようにしていた。
迷惑をかけないようにしていた。

そんな経験があると、

「相手の機嫌が悪い=私が何とかしなきゃ」

という反応が、いつの間にか当たり前になります。

心の自動操縦みたいなものだから、自分ではなかなか気づけないのです。

Q. カサンドラ妻のカウンセリングは、何をするの?

カウンセリングで、夫を変えることはできません。

でも、

夫の言葉や態度に、毎回心を持っていかれてしまう自分

について、一緒に考えてみる時間をつくります。

たとえば、

「無視されると腹が立つ」

というお話を聞いていくと、

その奥から、

「私って、大切にされていないのかな」

「私はどうでもいい存在なのかな」

という気持ちが出てくることがあります。

すると、

「腹が立つ」のその奥で、
本当は寂しかったことに気づくことがあります。

自分の気持ちが分かってくると、

相手が不機嫌になったときも、

「私が悪いのかな」

とすぐに自分を責めるのではなく、

「私は今、不安になっているんだな」

「でも、相手の機嫌まで私が背負わなくていい」

「私はどうしたい?」

と、少し考えられるようになります。

相手を変えるのではなく、

自分がどうするかを、自分で選べるようになる。

カウンセリングでは、そんな変化を一緒につくっていきます。


ひとりで考えることに疲れてしまったら

夫婦のことって、意外と人には話せませんよね。

「夫を悪く言うみたいで嫌だな」

「私にも悪いところがあるし」

「もっと我慢したほうがいいのかな」

そんなことを考えているうちに、
また自分の気持ちは後回しになります。

カウンセリングは、
夫の悪いところを探す場所ではありません。

あなたが、本当は何を感じているのか。
これからどうしたいのか。

そこを一緒に整理していく場所です。

「うまく説明できるか分からない」

そんな心配もしなくて大丈夫です。

最初は、

「夫との関係に疲れてしまって……」

それだけでも十分です。

話しているうちに、
自分でも気づかなかった気持ちが見えてくることがあります。

ひとりで考えても同じところをぐるぐるしてしまうときは、
一度、あなたの気持ちを一緒に整理してみませんか。一緒に心の中を整理してみませんか。

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