潜在意識

甘い物がやめられない人はオキシトシンをふやしていこう

甘いものをやめたい人へ
オキシトシンというホルモン分泌が
「甘い物への依存」をやさしく手放すサポートになります。

「甘いものをやめたいのに、ついつい食べてしまう…」
「この体重増加は、甘い物を食べ過ぎているから」と分かってはいるけど・・

そんな悩みを抱えていませんか?
実は、甘いものを欲しくなる背景には 脳の報酬系とストレス が深く関わっています。
そして、その流れをやさしく整えてくれるのが「オキシトシン(幸せホルモン)」です。

1. 甘いものがやめられない理由

甘い物(砂糖)は脳を一瞬で満たします。

「チョコレートなど甘いものを必ず常備していて、口寂しいときに食べている」
「自分へのご褒美」と称して甘いものを食べている。そして、ほっこりする・・(あとになって罪悪感)。

そんな時は、脳内でドーパミンが出て「快楽」を感じているんですね。そのため、つい繰り返し欲しくなってしまうのです。

ストレスと結びつきやすい

イライラや心身の疲労を感じると「手っ取り早く癒やされたい」とドーパミンの分泌を促しています。

習慣化している

おやつや食後のデザートが「当たり前」になると、心理的に手放しにくくなります。
時間が経つと、また「あの快楽」が欲しくなるのです。

一過性の幸福感を得られる「ドーパミン」より、「オキシトシン」というホルモンをたくさん分泌させていきましょう。

2. オキシトシンが助けてくれること

ここで登場するのが「オキシトシン」。
オキシトシンが増えると、甘いものをやめられない悪循環にブレーキをかけてくれます。

理由1:ストレスがやわらぐ
コルチゾール(ストレスホルモン)が減り、「甘いもので癒やされたい」という欲求が弱まります。

理由2:安心感が満たされる
甘いものがなくても「心地よい・満たされている」と感じやすくなります。

理由3:ドーパミンのバランスを整える
人とのふれあいや温かい会話でオキシトシンが分泌されると、砂糖による「人工的な快楽」に頼らなくても自然な幸福感が得られます。

3. 甘いものの代わりにできること

「やめなきゃ」と我慢するよりも、オキシトシンを増やす「行動」を意識するといいです。

ドーパミンは、一過性の快楽を得るホルモンです。甘い物だけではなく、お酒で気を紛らわせたり、やけ食いしたり、衝動買いしたりと、「相手」がいなくても快楽をえられるホルモンです。

逆に、オキシトシンは、相手があってこそ満たされ、幸福感を得ることができるホルモンです。

なので、
大切な人とハグやスキンシップ
ペットと触れ合う
散歩の途中でよく合う人にあいさつしてみる
(おばさん達)の井戸端会議

こうした行動をやっていくことでオキシトシンは分泌されていきます。

すると、例えば甘い物で心の隙間を埋めようとしてきたことが、
自然と「甘いものがなくても大丈夫」という体質に変わっていきます。

なぜなら、「病気や体の不調は、体からのメッセージ」といいます。

口に出せず溜めこんだ想いが、病気や体の不調になって自分を表現している。
それが体や心の「不調」なのです。

なので、言いたいことを言っていないのではないか?
それは、パートナーに対してかもしれないし、
職場の人に対してかもしれないし、
姑にだったりかもしれませんよね。

それらの事で何かを「我慢」しているから、
甘い物で「我慢」を無かったことにしようとしているだけです。

言いたいけど、言えてなかったことが必ずあるはず。
それを、言ってみましょう。伝えてみましょう。

勿論、言うタイミングや、言い方はありますよ。

自分の、本当はこう思っていた、理解して欲しかったこと。
謝りたいこと、仲よくしたいと本当は思っていることなどを。

人との繋がりが満たされていくと、オキシトシンがたくさん分泌されます。
すると、ドーパミンという一過性の快楽を求める
ホルモンの
甘いもの欲、お酒の量、お金の無駄遣いなど、「依存」が減っていきますよ。

まとめ

甘いものをやめたいとき、ただ「我慢」するのではなく、幸せホルモン・オキシトシンの力 を借りてみましょう。
安心感や幸福感が満たされれば、甘い物に頼らなくても心地よく過ごせるようになります。

誰かに言いたいことを言ってなかったか、思い出してみて!

注:ドーパミンは「やる気を出す」「集中力」「運動機能の向上」「うつ抑制」など、
必要なホルモンです。

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