50代の暮らし

「あの人より自分はマシ」という批判は自分のレベルも下げている

自分のまわりに、同僚をディスっている人がいます。

なぜ他人をディスるかと言うと、「この人は自分より出来る人、上だ」とネガティブな感情があるからなんですね。

(自分の立ち位置をこの人から奪われるかもしれない)

という不安が沸き起こっているんです。

人を落とすことで、自分は努力なしで今の立ち位置を守ろうとするからです。

ディスることで安心しているんです。劣等感が優越感になります。

例えば、収入を上げるために自分がそれに向けて力を注ぐより、
人を批判して多く給料をもらっている人の仕事のやり方を下げている方が、簡単にできる。ラクだからなんです。

あんなやり方で稼いでとか
本当は私の方が上手にやれるのにとか
あんなことをして、上司から叱れればいいのにとか

どこかで、私はこの人よりマシだという意識が働いているんですね。

だけど、それは第三者からみればどっもとっちだったりします。

第三者の心が大人であるほど、ディスっている人の心の未熟さを見抜くものです。

その人より自分はマシだ!と思っているうちは
自分も大した努力をしていないし、まだまだ頑張れる余力があるという事に気づかないとだめですね。

実はわたしも人と自分を比べて、自分はダメだ〜と落ち込んだりすることが、よくあります。人のミスに妙に安心したりすることもあるんですよね。

この人もこんなミスするんだとか思って親近感もってしまうということは、その人の立ち位置を自分と同じレベルに勝手に引きずり下ろしていることと同じです。たとえ言葉に出さなくても。

人というものは、つい他人を批判したくなるものだとアタマの片隅においておくといいですね。それは自分も同じ・・。
仕事にしても、夫婦関係でも自分はもっと別の頑張り方があるのではないか、と自分の行動に目を向けた方がいいです。

特にわざわざ声に出して、マウントをとったり他人をディスっている人は要注意です。
心の中では相当に人を批判する感情が渦巻いているからです。

その感情は劣等感であったり、不安であったりの負の感情です。
心が大人であれば、そんなこと言っていたら人間関係がダメになるとわかっているので、声に出してまで人をディスることはしません。マウントもとりません。

ディスっている人がいたら、その人とは関わらないことが一番ですが職場や家庭の中だと、難しいですね。

そんな人がいる時は、今、自分にできることを淡々とこなして意識を自分に向けることが大事です。

でないと、また自分よりデキる人と遭遇して、嫉妬し、引きずり下ろして、自分はなんの頑張りもせず、優位に立っているだけで満足している、

ハタからみれば、何の進歩もしていない、無能な人だからです。



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