「話し合おうとしても、冷たく返されるかスルーされる…」
「私が気にしすぎなのかな? 私がおかしいの…?」
こんな風に、夫婦の関係で「心がつらい…」と悩んでいる。
もし、旦那さんの言動に冷たさを感じ、かみ合わない会話で苦しんでいるなら
あなたはカサンドラ症候群かもしれません。
チェックしてみてください。
✅ 悲しいことや辛いことがあっても、夫は「大変だったね」と共感してもらえない
✅ 「話し合いたい」と言っても、冷たく論破(論理で攻撃)されるか、無視されて会話にならない
✅ 自分の意見に自信がなくなって、「私が悪いのかな…」と自分を責めてしまう
✅ 一緒にいるのに、なにかすごく「一人ぼっち」な気がする
✅ 最近、頭が痛い、お腹が痛い、眠れない日が続いている
✅ 急に悲しくなって涙が出てきたり、不安で心が押しつぶされそうになる
✅ 前は楽しかった趣味がぜんぜん楽しく感じない。日常生活にも楽しみを見いだせない。
✅ 夫は外では「すごく優しくてイイ人」なので、誰にも信じてもらえない
✅ 友達や家族に相談しても「あなたの気にしすぎじゃない?」「どこの夫婦にもよくあることだよ」と言われてしまう
✅夫婦関係の悩みは、誰にも相談できるわけじゃない
たくさん当てはまったら、あなたの「心がもう限界」と悲鳴を上げています!
これは、あなたが悪いわけでも、あなたの心が弱いわけでもないのです。
こうなるまで、自分ひとりで我慢し続けてきた証なのです。
今回は、「カサンドラ症候群」について、わかりやすく解説します。
カサンドラってどんな状態?
夫の発達障害(ASD)傾向による『感情のすれ違い』から、妻が心身の不調を抱えてしまう状態」です。
どういうことかと言うと「気持ちがまったく通じ合わない相手とずっと一緒にいることで、心がすり減って体や心に不調が出ている」のです。
たとえば、こんなイメージです。
○妻:「うれしい!」「かなしい…」「助けて!」と『感情のボール』を投げている
○夫:感情のキャッチボールができず『事実やルール(正しい・間違い)』だけで返してくる。
あなたがいくら「気持ち」を伝えようとしても、相手からは「ロボットみたいな返事」しか返ってこない……。
これを毎日くり返しているうちに、「私って一人ぼっちなのかな…」と強い孤独を感じてしまうのです。
カサンドラは病名ではありません
心療内科などに行くと、心や体の状態に合わせたお薬が出たり休養を言われたりするかもしれません。だけどあなたが「カサンドラ症候群」と診断されることはありません。
なぜなら、これはあなた一人だけの病気ではなく、「ふたりの関係(コミュニケーションのすれ違い)」から生まれる心の状態で、あなた(妻側)が苦しんでいることだからです。
夫: 悪気はないけれど、「気持ちに寄り添うこと」が生まれつき苦手
妻: 一所懸命(いっしょけんめい)向き合おうとして、心が疲れ切ってしまう
このように、本当の原因は「ふたりの間にあるスレ違い」からきているのです。
私が言えるのは、誰にも言えなかった本音を吐き出し、心を立て直すためには、医療の枠を超えた心理カウンセリングによるケアが欠かせないということ。
「私、カサンドラだ」と思ったあなたへ
まずは、「私がヘンじゃなかったんだ」「辛かったのは、私のせいじゃなかったんだ」と知ってください。ちょっとだけでも心の荷物が軽くなってほしいです。
それから・・・
もう自分を責めないで!
あなたが感じている悲しさや辛さは、間違いではありません。
もう一人で悩みを抱え込まないで!
「察してくれない相手」にだけ気持ちをわかってもらおうとすると、もっと傷ついてしまいます。
先生や友達、カウンセラーなど、「気持ちをちゃんと受け止めてくれる安全な人」に話を聞いてもらってください。
自分の感覚を肯定する
「私が気にしすぎ」ではなく、「こんなにも辛かったんだ」と今までの自分を認めてあげてください。
一人で抱え込まない
パートナー以外の安全な場所(カサンドラ専門のカウンセラーや当事者会など)で、気持ちを吐き出すことが回復への近道です。
まとめ
「私、カサンドラだ・・」とつらい毎日を送っているなら、まずは今の苦しい気持ちをそのまま話しに来てくださいね。一歩ずつ、心が軽くなる方法を一緒に考えていきましょう。

