「つきあっている時は、こんな風じゃなかったのに…」
「結婚前に、なぜ気づけなかったんだろう?」
「私の見る目がなかったのかな…」
そんな思いを抱えて調べるうちに、「カサンドラ症候群」や「夫の発達障害(ASD)」という言葉にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
大好きな人だったはずなのに、結婚して生活が始まった途端に生じるズレ。「私が見る目がなかったんだ…」と自分を責めて落ち込んでしまう気持ち、とてもよく分かります。
ですが、まず最初にお伝えしたいことがあります。
つきあっている段階で気づけなかったのは、あなたの落ち度でも、見る目がなかったからでもありません。
実は、夫が発達障害(ASD)かも?というのは交際中には見えにくく、結婚して『生活』になった途端に一気に表面化すると言われているんです。
なぜ交際中には分からず、結婚してから違和感やカサンドラ症候群の症状が強くなってしまうのでしょうか?
交際中と結婚後で何が変わるのか、なぜ気づけないのかという3つの理由と、結婚後に深刻化しやすいきっかけについて詳しく解説します。
「自分がおかしかったわけじゃないんだ」と心を少し軽くして、これからの暮らしを整理するヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ交際中は「彼の違和感」に気づけなかったの?
気づけない理由1:
デートは「非日常」、結婚は「共同生活」だから
デートって、「今日は映画をみる」とか「ドライブする」とか、「何時に○○で待ち合わせ」
と目的や時間がはっきりしていますよね?だからトラブルが起こりにくいのです。
でも、結婚はゴールのない曖昧なマルチタスクの連続。ましてや子育てがはじまるとイレギュラーなことが毎日起こります。この環境の変化が、彼の特性を浮き彫りにさせてしまったのです。
気づけない理由2:
独身の時は「一人で疲れをリセット」できていたから
交際中は別々に暮らしているため、相手も一人で緊張を解き、疲れをリセットする時間があったはずです。
ところが、結婚して同居を始めると、緊張感が切れて「慣れ」が生じます。その結果、本来持っていた素の特性がそのまま出てくるようになります。
気づけない理由2:
「あばたもえくぼ」で長所に見えていたから
惚れた弱み?で長所に見えていたところも、時間が経つと欠点に見えてきます。
「こだわりが強い」職人肌=一途・ブレない
「感情表現が乏しい」=クール・落ち着いている
よくもわるくも、肯定的なフィルターで彼をみていたため
違和感を見過ごしてきたと言えるのです。
結婚後に違和感が深刻化する「3つのきっかけ」
1. 人生の節目(妊娠・出産・介護など)での「共感のズレ」
一番つらい時に「正論・論理」だけで返されるショック。ほんとに大変なの?なんて心ない言葉をいわれたことはありませんか?
大変さを共感してもらえないって、ほんとうにつらいです。「気持ちを分かち合えない」ほど孤独感が蓄積していくことはないです。
2. 「名もなき家事・育児」における対応力のなさ
暗黙の了解が通じず、話し合いが平行線になる。
察してくれない。言ったところでわかってもくれない。
我が子は成長してできることが増えていくのに、夫ったら何の進歩もしない…と落胆してしまいます。
3. 外面が良く、周囲に相談しても理解されない
職場や親族の前では「優しくて良い夫」を演じられるため、妻側が「あなたが気にしすぎ」と追い詰められる。
このギャップは悲しいものですよね。
自分を責めないで!カサンドラと気づいた今からできること
①自分が感じてきた違和感は「間違いなかった」と認めていいんです。
②「私の努力不足」「性格の不一致」ではなく、構造的な問題だったと知る。
③心に境界線を引いて「期待しない」練習をする
④感情的な共感を夫だけに求めず、外部(友達・専門家など)に分散させる。
⑤「言わなくても分かってほしい」をあなたが手放す練習をする。
「ルール」で解決するアプローチに切り替える。
これがカサンドラから抜け出す第一歩になります。
お一人で頑張るのはとても難しいことです。
「これって私のせいなのかな…」と悩んでいる方、どうぞ一人で抱え込まないでくださいね。
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