理想の自分と、今の自分。自分を小さく見積もるクセを卒業しませんか?
「もっとがんばれたはずなのに」
「あの人に比べたら、私はまだまだ……」
私たちはいつの間にか、頭の中に「完璧な理想の自分」という
厳しい裁判官を住まわせています。
今の自分を裁いてしまうのです。
100点満点のうち、できた90点ではなく、
できなかった10点ばかりに目を向けて「私はダメだ」とため息をつく。
これが、あなたをずっと苦しめてきた
「もっとできるはず」という呪縛の正体です。
でも、少しだけ立ち止まって、
あなたの後ろを振り返ってみてください。
そこには、あなたがこれまで何十年と歩んできた、
愛おしい足跡がしっかりと残っているはずです。
これまでの足跡を愛おしむための、小さなファーストステップ
呪縛を解くための最初のステップは、何か新しいことを始めることではありません。 「これまでやってきた事実を、ただそのまま認めてあげること」です。
- 毎日、家族のために朝早く起きてごはんを作ってきたこと
- 理不尽な仕事のプレッシャーに耐えながら、自分の責任を果たしてきたこと
- 涙をこらえながら、誰かの前では笑顔でいようと踏ん張ってきたこと
どれも、誰にでもできることではありません。
あなたが一生懸命に命の時間を使って紡いできた、かけがえのない実績です。
まずは今日から、一日の終わりに「今日もよくやったよ、私」と、
自分の胸に手を当てて声をかけてあげてください。
「できたこと」の大小は関係ありません。
あなたが今日を生き抜いたこと、それ自体が100点満点なのです。
次回は、
「私なんて」を卒業するために、
自分の価値を少しずつ受け取る練習についてお話しします。
▶ 第5話:「私なんて」を卒業するために。自分の価値を受け取る小さな練習




