私が「感情整理カウンセリング」を大切にしているわけ

私が「感情整理カウンセリング」を大切にしているのは、
それがいちばん、自分が生きている意味知り、なぜこの親の元に生まれたのか?
それが腑に落ちた方法だったからです。

これまで私は、心理学に興味を持ち、さまざまな本を読み、いろいろなセラピーを受け、学んできました。
どれも無駄ではありませんでしたし、知識として役に立ったこともたくさんあります。
けれど正直に言うと、
「知っている」と「心が変わる」は、まったく別のことだったのです。

頭では理解しているのに、
同じことで悩み、
同じところで立ち止まり、
同じ感情に振り回されてしまう。

そんな自分に、もどかしさを感じていた時期がありました。

そんな中で、私の心にいちばん大きな変化をもたらしたのが、
「沸き起こる感情を悪者にしない」というカウンセリングでした。

記憶をたどって、まず何が起きていたのかを思い出してみる。

自分では、いろいろあったけど普通の家庭に育ったほうだと思っていたので
こんなことをやって、心が変化するのだろうかと思っていました。

しかし、その時出てきた感情の多くは、
大人になってからの出来事ではなく、
まぎれもなく幼い頃、家庭の中で最初に感じたものでした。

悲しさ、寂しさ、怒り、怖さ。
「わかってほしかった」
「守ってほしかった」
「本当は、ああしたかった」

その気持ちは、大人になるうちに見ないふりをしてきたものでした。

正直に言えば、
傷ついた幼い頃の自分を思い出すのは、気が重いことがあります。
できれば触れずに済ませたい、そう思う気持ちもよくわかります。

けれど、感情を整理していく中で、私は気づきました。

幼い頃の心を見ることは、
「これからの自分の未来をどう生きるか」と繋がっていることを。

なんのために、同じ場面で苦しくなるのか。
なんのために、言いたいことが言えなくなるのか。
なんのために、必要以上に我慢してしまうのか。
なんのために、同じ悩みがまたやってくるのか。

なぜ?なぜ?と原因を探すだけでは
過去に縛られているだけ。前に進めないのです。

だから、過去を思い出したら、
なんのために、こんな経験をしたのか?
と、未来の自分から教えてもらうのです。

子どもの心を見ることは、
自分らしさを取り戻すための、いちばんの近道だと、私は感じています。

今、あなたの悩みも
悩んでいる理由がちゃんとあります。

ただ、整理されていない感情が、
行き場を失ったまま、心の中に残っているだけかもしれません。

私はそう信じて、
悩んでいる方の感情に寄り添い、
一緒に整理していく時間を大切にしています。

感情整理カウンセリングは、
人生を前向きに変えるために、
いちど立ち止まり、子どもの頃の心を見つめ直す時間です。

過去を振り切るためではなく、
ありのままの自分で、これからを生きていくために。

そのお手伝いができることを、
私は心から大切に思っています。