ー心のクセは「あなたを守る自動操縦」ー
心のクセとは、自動操縦です。
私たちは、考える前に反応しています。
それは怠けているからでも、弱いからでもありません。
潜在意識――
つまり「本当の自分」は、
これまでずっと、表の自分(体も、心も)を守ってきました。
傷つかないように。
これ以上、壊れないように。
そのために、
瞬時に判断し、反応する仕組みをつくった。
それが、心のクセです。
傷つくたびに、本当の自分は教えてくれていた
あなたが傷つくたびに、
本当の自分は、実はサインを送り続けていました。
「それは違うよ」
「本当は、悲しかったよね」
「我慢しすぎているよ」
でも私たちは、
その声よりも先に、こう思ってしまいます。
- 私が弱いから
- 私が繊細すぎるから
- 私が過敏だから
そして、
そんな自分を「ダメな自分」だと
どこかで決めつけてしまう。
繊細さは欠点ではなく、能力だった
ここで、少し俯瞰した視点を入れますね。
繊細さ、傷つきやすさ、過敏さは、
生き延びるために必要だった感受性です。
人の気持ちを察する力
空気の変化に気づく力
小さな違和感を見逃さない力
これらはすべて、
「愛せる力」があるからこそ育ったもの。
だから、本当の自分は、
そんなあなたを否定していません。
むしろ一番に、
守り、愛してきた存在です。
「繊細でもいいよ」
「傷つきやすくてもいい」
「過敏でも大丈夫」
それは、
「ありのままの自分を、もう否定しなくていいよ」
というお知らせだったのです。
心のクセに気づくと、世界の見え方が変わる
傷ついた分だけ、
自分の中に「愛があった」ことに気づけるようになると、
不思議な変化が起きます。
- 私を苦しめてきたあの人
- 私を受け入れてくれなかった出来事
それらが、
「どうでもよくなる」というより、
自分の人生の中心から外れていく。
なぜなら、
弱くても
繊細でも
言いたいことが言えなくても
「私は、私のことをちゃんとわかっている」
そう感じられるようになるからです。
それが、
私らしい、という感覚。
心のクセに気づくとは、
自分を変えることではありません。
自分を否定するのを、
やめることなのです。