ストレスをためやすい人には、いくつかの共通した特徴があります。
何に対してもやる気がでない、睡眠不足、食欲が出ない、わけもなく涙が出てくる。
あなたのからだが悲鳴を上げるくらいストレスが溜まっているなら、心の整理をやってみましょう。
ここでは、
・ストレスをためやすい人の特徴
・その背景にある心理
・今日からできる対処法
を、心理的な視点から解説します。
ストレスをためやすい人の5つの特徴
① 真面目で責任感が強い
一見、とても良い性格に思える「真面目さ」ですが、実はストレスの大きな要因になることもあります。
常に「完璧でいなければ」「失敗してはいけない」と自分を追い込んでしまうのです。
責任感が強い人ほど、他人の問題まで背負い込み、「自分が頑張らなきゃ」と無理をしてしまいます。
② 周りの評価を気にしすぎる
「嫌われたくない」「期待に応えたい」と思うあまり、自分の本音を抑えてしまうタイプです。
このような人は、表面上はうまくやっていても、心の中で疲れがたまりやすい傾向があります。
“いい人疲れ”という言葉がまさにこれですね。
③ 感情表現が苦手
怒りや悲しみを我慢してしまう人も、ストレスを抱えやすいタイプです。
感情を外に出せないことで、気づかないうちに心がパンパンになってしまいます。
「泣く」「怒る」「笑う」は、実は自然なストレス解消法なのです。
④ 完璧主義で自分に厳しい
「もっと頑張らないと」「まだ足りない」と、自分を常に評価している人。
向上心がある反面、自己肯定感が低くなりやすく、「頑張っても満足できない」状態に陥ります。
これも、慢性的なストレスの原因のひとつです。
⑤ 断るのが苦手
頼まれると「NO」と言えず、仕事や人間関係の負担を抱えてしまうタイプです。
自分の時間を削ってまで人に尽くしてしまうため、気づいたときにはヘトヘト…
「優しさ」と「我慢」は、似ているようでまったく違うものです。
ストレスをためやすい人の共通点
実は、これらの特徴には共通点があります。
こうした状態が続くと、
気づかないうちに「自分の気持ち」よりも
周りを優先する生き方になってしまいます。
いわゆる「自分軸が持ちにくい状態」と言えるかもしれません。
他人軸で生きているので、他者からの評価が気になります。
物事の優先順位が決められないので、あれもこれもやらなければ~と
キャパオーバーになっているのに、もっと頑張らなければと自分を追い込むタイプ。
真面目で優しく、責任感のある人ほど、周囲に気を使い、常に誰かのために動こうとします。
でも、その優しさの裏で、自分の心の声を置き去りにしていることが多いのです。
本当は気が進まないのに、頼まれたら断れない。自分がやりはじめたことだから、
最後までやり通さなければ。
つまり、ストレスをためやすい人は「自分の気持ちを後回しにする癖」があるのです。
ストレスをためやすい人が取り戻したい「思考」
① 「完璧じゃなくていい」と自分に言ってあげる
「失敗しても大丈夫」「できる範囲でやればいい」。
このように自分に“許可”を出すことで、心の緊張がほどけます。
完璧よりも「心の余裕」がある方が、結果的にうまくいくことが多いものです。
② 自分の“気持ち”を言葉にする
ストレスは、言葉にすることで軽くなります。
「今日は疲れた」「少し寂しい」「モヤモヤする」と言葉に出すだけでもOK。
話す相手がいないときは、ノートやスマホメモに書き出すのも効果的です。
「感情を言語化すること」は、ストレスを溜めない最大のコツです。
③ 自分の“心のバッテリー”を意識する
携帯の電池残量を気にするように、「自分のエネルギー残量」にも敏感になりましょう。
疲れていると感じたら、しっかり休む。
頑張れない日は、頑張らなくていい。
このシンプルな意識が、ストレス予防の基本です。
④ “人に頼る勇気”を持つ
真面目な人ほど、「自分でやらなきゃ」と思いがち。
でも、頼ることは甘えではなく、人間関係の信頼を深める行為です。
助けを求めることで、心の余裕も生まれます。
⑤ 自分を癒す時間を“習慣化”する
1日の中で、自分のためだけの時間を少しでも確保しましょう。
たとえば、
- 温かいお茶をゆっくり飲む
- 好きな音楽を聴く
- 散歩にいく
- 日記を書く
心を整える時間を持つことで、ストレスが積み重なる前にリセットできます。
それでも苦しいときは“誰かに話す”という選択を
どんなに対処法を知っていても、自分だけで抱え込むのは限界があります。
そんなときは、信頼できる人、家族、専門家、あるいはオンラインカウンセリングを利用してみましょう。
「話す」ことは、ストレス解消の第一歩です。
まとめ
ストレスをためやすい人は、優しい人
ストレスをためやすい人は、決して弱いわけではありません。
むしろ、人の痛みに敏感で、誰かを思いやる力が強い人です。
ただ、その優しさを自分自身にも向けてあげること。
それが、ストレスを減らすいちばんの近道です。
今日から少しだけ、「自分を労わる時間」を作ってみましょう。
その小さな一歩が、あなたの心を確実に軽くしてくれます。
あなたの心に、静かな安心が戻りますように。