うまくいかなかった理由は、苦手なことを避けてきたからかもしれない

先日、**松田聖子**さんが
中央大学法学部の通信教育課程を卒業されたというニュースを目にしました。

多忙を極める中でのこの快挙。
同世代として、ただただ頭が下がる思いがしました。

ところで私たちは、
「年齢を重ねると、新しいことに挑戦するのは難しい」
そんなふうに思いがちではないでしょうか。

けれど実は、
新しいことや、少し難しいことに挑戦することこそが
人を若々しく保つ秘訣
なのだそうです。

一方で、こんな話もあります。

今まで
楽しいこと
ワクワクすること
好きなこと

それなりにやってきたはずなのに、
なぜか人生がうまくいかない。

それは、
「楽しいことばかり」を選びすぎてきたからかもしれない、
というのです。

「好きなことをやろう」
「楽しいことを優先しよう」

これは、これから人生を広げていく若い世代への
大切な励ましの言葉です。

けれど中年期以降になると、
楽しいこと・好きなことだけを選び続けていると、
人生が停滞してしまうことがあります。

なぜなら、
本当はやるべきだったこと
苦手で避けてきたこと
「私には無理」と蓋をしてきたこと

それらが、ずっと置き去りになっているからです。

人生がうまくいかないと感じるとき、
それは
「そろそろ、避けてきたほうを見てみませんか?」
という合図
なのかもしれません。


専業主婦をやめるのが、いちばん怖かった

私は、フルで働くことを避け、
「子どもがいるから」という理由を使って
長く専業主婦でいました。

でも、子どもの進学や教育費、
そして自分自身の「やってみたいこと」が見えてきたとき、
お金が足りない現実に直面しました。

しぶしぶ始めたパート勤務。
そのために、
趣味のパッチワーク
ママ友との気ままなランチ

いくつかの「楽しいこと」を手放す必要がありました。

正直、怖かったです。
専業主婦という自分をやめることは、
寂しくもあり、不安でもありました。

けれど、働き始めると少しずつ変化が起きました。

人との関わり方が変わり、
収入が入り、
家庭の中での役割も変わっていきました。

「収入を担う」という経験は、
毎月の目標や張り合いにもなり、
自分の存在感を実感できるものでもありました。


苦手な役割が、人生を動かしはじめる

もともと私は優柔不断で、
人についていくタイプでした。

けれどPTAの役員を引き受けたことで、
状況は一変します。

・自分から話を始める
・先に決断する
・相談する側から、される側になる

「苦手で…」
「私にはちょっと…」

そう言って逃げることが、できなくなったのです。

でもその経験が、
私の中の何かを確実に育ててくれました。


手放したものは、形を変えて戻ってくる

もし今、
「人生うまくいかないことばかり」
そう感じているなら。

一度だけ、
楽しいこと
やりたいこと

それらを少しだけ脇に置いて

これまで
避けてきたこと
苦手だと思い込んでいたこと

そこに目を向けてみる時期なのかもしれません。

不思議なことに、
人生が動き出すと
時間も、お金も、巡りはじめます。

新しい趣味が見つかったり、
手放したはずの趣味が、別の形で戻ってきたり。

結局、
手放したものは失われたのではなく、
自分の器が広がった分だけ、戻ってきただけ
だったのだと、今は思います。

そうやって私は、
以前よりもずっと、
心の豊かさを感じながら暮らしています。