たどってきた人生を思い返してみると・・
「私はお金がないから、好きなこともやりたいこともやれない」
――多くの人が、一度は心の中でつぶやいたことのある言葉かもしれません。
私自身も、ずっとそう思っていました。
子どもの教育費や生活費、将来の不安。責任ある立場として当然のことだと考え、好きなことを後回しにしてきました。
それが「当たり前」だと思っていたのです。
でも、心の深い部分を丁寧に見つめていくうちに、ある大きな気づきがありました。
それは・・
「お金がないからできない」ではなく
「好きなことをしてはいけない」と自分で禁じていた
ということです。
■ なぜこんなルールが生まれたのか?
私の中には、心の奥でいつの間にか
「楽しんでいる場合じゃない」
「好きなことを優先してはいけない」
というルールが育っていました。
それは幼い頃からの刷り込みや環境の影響で、
いつの間にか心の中に根づいていた思いでした。
特に子育てや家計のやりくりが大変な時期・・
「自分のことは後回しにするのが大人の責任だ」
という観念が強くなり、それがいつの間にか
「好きなことをする=わがまま」
「楽しむことは贅沢」
というルールへと変わっていったのです。
つまり、好きなことをやれない原因は「お金」ではなく、
自分で自分に課していた心のルールそのもの
だったのです。
■ 心のルールが人生を制限していた
心の中で
「楽しんじゃいけない」
「好きなことを優先してはいけない」
という禁止令が強ければ強いほど、
自分にとって大切なものに向かうことを、無意識に遮断してしまいます。
お金が回ってこないことに悩むのは、その結果にすぎません。
好きなことをやってはいけないという思いがあると、
いつも慎重になり、挑戦を避けてしまい、
「お金がないから…」という言い訳を用意してしまうのです。
これは単なる言い訳ではなく、
心が作り出したひとつの「家族や自分を守る」という信じ込みだったのです。
■ 心のルールを書き換えるとは?
ではどうすればいいのか?
気持ちの根っこにある「ルール」を知り、それをやさしく問い直すこと。
例えばこんな問いかけ:
- なぜ私は楽しむことを自分に許せないのだろう?
- 誰がそのルールを言ったのだろう?
- それは本当に私が望んでいることなのだろうか?
こうした問いを通して、過去に自動的に身についてしまったルールを見つめ直していくと、しだいに心は柔らかくなっていきます。
自分のルールに気づくということは、「自分で作った制限を自分で外せる」ということでもあります。
■ 好きなことをすることは贅沢ではなく、心の栄養
好きなことをする時間は、決して「遊び」や「逃避」ではありません。
それは誰にとっても心の栄養であり、リフレッシュであり、人生の豊かさそのものです。
好きなことを一歩ずつ日常に取り入れていくことは、心の奥底にある「楽しみたい」という自然な欲求を満たすことでもあります。
楽しむことを許せるようになったとき、
人は初めて自分の人生を主体的に生きられるようになるのです。
そして驚くことに、その瞬間からお金の循環も変わりはじめることがあります。
自分の価値を大切にし、自分の喜びを表現していく人のもとには、自然とチャンスも人との出会いも増えていくものなのです。
■ まとめ
✔️ 好きなことができない理由は「お金」だけではない
✔️ 心の奥で自分を縛っているルールが影響している
✔️ そのルールに気づき、見直していくことが鍵
✔️ 好きなことは人生の栄養であり、豊かさを育む
心のルールは、あなたの人生を無意識に導いている大切なものです。
でも、時には立ち止まり、やさしく見直すことで、新しい人生の扉が開いていきます。