親のために生きてきた人が苦しくなる理由は、
子どもの頃から自分の本当の気持ち言わずにきたからです。
・親から愛されて育ったという実感がない
・どう考えても、あの言動は異常だよね
・よその親と比べても、変わっていると思う・・
昔から子どもを振り回す、自己チューな親はいました。
子どもの頃、親の言うことを聞かないでいると親は機嫌が悪くなった
だから、親の機嫌を損ねないように、我慢した。
親の期待を裏切らないようにしないと、見放される。居場所がなくなると思ってしまった。
親が安心するかどうかで、物事を判断してきた。
その価値観が身につくほど
「本当はどう感じているか」
「本当はどうしたいか」
自分の感覚を麻痺させないと、家庭内のバランスが保てないと信じてしまったのです。
すると大人になってから、
- 何が嫌なのかわからない
- 何を選んでもしっくりこない
- 頑張っているのに満たされない
- 人生を生きている感じがしない
こういう苦しさが出てきます。まったく自分の本心がわからなくなるのです。
親が、あなたの人生のハンドルを、あなたに握らせようとしなかったのです。
「親はいつも=正しい」
「親を優先する=いいこと」
この価値観を疑わないまま大人になると、
「親のことを考えると重苦しいのに、親の心配をしてしまう」
だから苦しい。
いいこぶりっこになっていると、親を嫌う自分は器が小さいと自分を責めて
会いたくないけど、親の様子を見にいったり、いつまでもしてしまいます。
ただ一つ、
親の基準と、自分の基準は別だ
そうか、親が正しいのではない、むしろ、うちの親は間違っていたのでは?
と客観的にみてみることが、大事なんです。