【VOL.5】無価値感から抜け出すには——他者基準から自分基準へ

無価値感のイメージ

無価値感をなくそうとしてもうまくいかない

「この感覚をなくしたい」
そう思うほど、気になってしまう。

無価値感は、
消そうとすると逆に強くなります。

なぜなら、


「価値のない自分ではいけない」
という前提のまま、何とかしようとしているからです。


無価値感は自分に必要な感覚だった

ここで大事なのは、
無価値感は“なくすものではない”ということです。

これまでの経験の中で身についた、
自然な反応です。

だから必要なのは、
消すことではなく、


「向き合い方を変えること」です。


抜け出すためのポイント

無価値感から抜け出すために必要なのは、


他者基準から自分基準へ戻すことです。

「どう思われるか」ではなく、
「自分はどうしたいか」に軸を戻していきます。


気づいて選ぶということ

そのためにできることは、
とてもシンプルです。

何気ない行動に、意味を持たせることです。

例えば、

朝、歯を磨く。
起きてカーテンを開ける。

「なんのためにやっているのか」と考えると、

歯を磨くのは、
口の中がすっきりして目が覚めるから。

朝日を浴びるのは、
体が目覚めて動きやすくなるから。

どちらも、
自分のためにやっている行動です。


一方で、

朝ごはんを作るのは、
できてないと夫がムッとするから。

用意していないと、
ちゃんとしていないと思われるから。

子どもに食べさせていないと、
どう見られるかが気になるから。

これは、
他人の目を基準にした行動です。


同じ行動でも、

・自分がそうしたいからやっているのか
・誰かの目を気にしてやっているのか

ここに違いがあります。

大事なのは、
どちらが良い悪いではなく、


「今、自分はどちらで動いているのか」に気づくことです。


無価値感はこうして変わる

この気づきが増えていくと、
少しずつ変化が起きます。

「役に立っているかどうか」ではなく、
「自分がどうしたいか」で選べるようになると、


「このままの自分でもいいのかもしれない」

という感覚が生まれてきます。

これが、
無価値感から抜け出していく変化です。


小さな変化でいい

いきなり変える必要はありません。

無理に断らなくてもいいし、
全部を自分基準にしなくてもいい。

ただ、


「気づいた上で選ぶ」

それを少しずつ増やしていくこと。

それだけで、
無価値感に振り回される時間は減っていきます。


まとめ

無価値感は、
あなたの弱さではありません。

これまでの人生の中で、
自然と身についた反応です。

だからこそ、


「どう扱うか」

それを知ることが大切です。

気づいて、選ぶ。

その繰り返しの中で、
無価値感との関係は変わっていきます。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

「なんのために」これをやっているのか?を
意識してみることで

他者基準がだんだんと自分基準に変わってきます。

すると、自分の軸が整ってくるので
どんな自分でも価値があると
信じられる様になると思います。

(おわり)


【VOL.1】無価値感はどこから生まれるのか——中年期に起きる心の変化

【VOL.2】役割がなくなると人はなぜ苦しくなるのか——無価値感が強くなる瞬間

【VoL.3】自分を責めるのをやめられない理由——無価値感との関係

【VOL.4】他者基準で生きると無価値感が強くなる理由

【VOL.5】無価値感から抜け出すには——他者基準から自分基準へ(この記事)