もともと体と心は繋がっている
私たちは普段、
心と体を別々のもののように扱っています。
「気の持ちようだから」
「体が弱いだけ」
「疲れているだけ」
そうやって片づけてしまうこと、ありませんか?
でも実は、心と体はいつも同時に動いています。
どちらか一方だけが、勝手に不調になることはほとんどありません。
ストレスや感情は、体を通して表現される
たとえば、
強い緊張が続くと、呼吸が浅くなる。
不安が続くと、眠れなくなる。
言いたいことを飲み込むほど、喉や胸が苦しくなる。
これは、体が弱いからではなく、
心の状態が、体にそのまま伝わっているからです。
なぜ「我慢」が体の症状として現れるのか
感じないふりをした感情は消えない
私たちの心の奥、
いわゆる「潜在意識」は、
「表の自分」の思っていることより、ずっと正直で、
今のあなたの状態を、ちゃんと知っています。
「本当はイヤだった」
「我慢している」
「無理をしている」
そんな思いを感じ取ると、
潜在意識は、体を通してサインを出し始めます。
潜在意識は体を使ってサインを出す
最初は、
なんとなく疲れやすい
肩が重い
胃がムカムカする
眠りが浅い
そんな小さな違和感かもしれません。
けれど、そのサインを無視し続けると、
体はだんだんと、
もっとわかりやすい形で知らせるようになります。
それが、症状や病気として現れることもあるのです。
症状や病気は、心からのメッセージ
ここで大切なのは、
「自分を責めないこと」です。
病気や不調は、
あなたが弱いから起きたわけでも、
怠けているからでもありません。
むしろそれは、
ずっと頑張ってきた証であり、
「もう限界だよ」という、
心からのSOSなのです。
不調は「あなたが弱いから」ではない
本当は、
症状が出る前に気づいてあげられると、
いちばん楽です。
「本当はどう感じている?」
「我慢していない?」
「やりたいことを、後回しにしていない?」
潜在意識は、
大きな変化を求めているわけではありません。
ほんの少し、
自分の気持ちを認めてもらえるだけで、
安心し始めます。
・嫌だと思ったことを、嫌だと認める
・無理な役割を、少しだけ降りてみる
・小さな「やってみたい」を、叶えてあげる
体はあなたを守ろうとしている
それだけでも、
心と体は、少しずつ緩み始めます。
あなたの体は、
あなたを困らせるために、
症状を出しているのではありません。
あなたを守るために、必死で知らせてくれているのです。
症状が出る前に、できることがある
自分の気持ちを感じることから始める
だから、どうか
体の声に耳を傾けてください。
その奥にある
あなた自身の本音に、
そっと耳を傾けてあげてください。
そこから、
心も体も、ゆっくりと整い始めていきます。
小さな「本音」を選び直していく
本音というと、
「はっきり言わなきゃ」
「人生を変えなきゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、潜在意識が求めているのは、
そんな大きな決断ではありません。
・今日は無理をしない
・本当は疲れていると認める
・イヤなことをイヤだと心の中で言う
そんな小さな本音を選び直すことで十分です。
その積み重ねが、
「もう我慢しなくていいんだ」という安心感を
心の奥に届けていきます。
心の声に気づくと、体は変わり始める
体は、心の変化にとても敏感です。
だからこそ、心の扱い方が変わると、
体の反応も少しずつ変わっていきます。
潜在意識が安心すると体も緩む
潜在意識は、
「ちゃんと気づいてもらえているか」を
いつも見ています。
「表の自分」が気持ちを否定せず、
そのまま受け止めるようになると、
潜在意識は少しずつ安心し始めます。
すると、
呼吸が深くなったり
体の力が抜けたり
不調がやわらいだりと、
体にも変化が表れやすくなるのです。
心と体は、同時に整っていく
心だけを整えようとしなくていい。
体だけを無理に治そうとしなくていい。
心にやさしく向き合うことは、
そのまま体を大切にすることにつながります。
心と体は別々ではなく、
いつも一緒に、同じ方向へ動いているからです。
だからこそ、
心の声に気づくことが、
回復のスタート地点になります。