家事が苦手、億劫だと感じる気持ち。
それ、とてもよくわかります。
だからこそ
「もっとサクサク家事ができる人になりたい」
そう思っているのですよね。
でもその前に、ひとつ立ち止まって考えてみてほしいのです。
どんな時に「家事が苦手だな」と感じているのか?
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そもそも、本当に「苦手」なのでしょうか?
「家事が苦手」「やりたくない」と感じるとき。
その心の奥では、こんな思いが隠れていることがあります。
それは、
「これは自分がやるべきこと」
「やらなければいけないこと」
だと思っている、ということ。
「やらなければならない」と思った瞬間、
家事は一気に重たくなります。
苦手だからやりたくない。
やりたくないから、ますます苦手になる。
嫌なことが待っていると思うと、
時間だけがどんどん過ぎていきますよね。
やる前は、時間が来るのがやけに早く感じるのに、
嫌々やっている最中は、なぜか時間が進まない。
そんな感覚、ありませんか?
「キリをつけられない」苦しさ
特に子どもがいると、
片づけや掃除に終わりはありません。
それでも
「ここまででいい」
と自分で区切るのが苦手な人もいます。
どこかに
「ちゃんとやれていない気がする」
「手を抜いたらダメな気がする」
という罪悪感があると、
誰かに
「それくらいで十分じゃない?」
と言ってもらわないと、終われなくなることもあります。
自分で決められないと、
苦手なことを延々とやらされているように感じてしまうのです。
子どもは、家事の先生
せっかくキレイにしたのに、
次の瞬間――
牛乳をバシャー!
砂をドジャー!
おまけにダンゴムシまでコロコロ……。
ありますよね(笑)
私も、幼稚園から帰ってきた子どもの遊び着を洗おうとして、
ポケットから砂場の砂が大量に出てきたこと、何度もあります。
「私の頑張り、全部台無し……」
そんな気持ちになりますよね。
一生懸命やったのに、
感謝されるどころか、
ゼロどころかマイナスの現実を突きつけられる。
家事のやる気がなくなるのも、無理はありません。
大げさに言えば、
ちょっとした「裏切り」ですよね(笑)
「完璧は続かない」と教えてくれたのが、子育てでした
どんなにキレイにしても、
完璧な状態は長く続かない。
それを、子どもたちは
体を張って教えてくれているのに、
ついイライラして怒ってしまうこと、ありませんか?
「ほどほどでいいじゃない?」
そう思える気持ちと、
「ちゃんとやらなきゃ」
「片づいていなきゃダメ」
という強いプライド。
この「ねばならない」は、
自分に向けているようで、
実は他人の目に向いていることも多いのです。
評価が欲しかっただけかもしれません
私自身、
姑や近所の目が気になって
「いい奥さん」
「ちゃんとした人」
と思われたかったんだな、と今は思います。
評価が欲しかったんです。
それ自体は、とても自然なことですよね。
褒められたら、誰だってうれしい。
でも家事は、
「褒められてやるものじゃない」
と思われがちです。
だから、誰も褒めてくれない。
そのうち
「毎日同じことの繰り返しで、つまらない」
そんな気持ちが、心のどこかに生まれていたのかもしれません。
あなたは、もう十分やってきました
あなたもきっと、
家族が気持ちよく過ごせるように
一生懸命、家事をしてきたはずです。
それなのに感謝されないと感じるなら、
それはあなたの家事がプロ級だから。
「あたりまえ」にできるまで、
苦手なことに向き合ってきた証拠です。
人は、
苦手なことに取り組んでいるときが一番成長します。
大変な家事のこまごましたことを、
普通にこなせるようになるまで、
あなたはちゃんと頑張ってきました。
もう、
「克服できていない人」
ではありません。
すでに、十分やってきた人なのです。
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