「どうして、この人はこんな言い方しかできないのだろう」
「なぜ、そんなに支配的になるのだろう」
モラハラを受ける側は、
何度も理由を探します。
けれど、その答えは
夫本人の性格だけにあるとは限りません。
その厳しさは、彼が“与えられてきたもの”かもしれないのです。
心理を見ていくと、
そのさらに奥・・
彼が育った家庭や親との関係が
大きく影響していることも少なくないのです。
「男は泣くな」
「男は家族を養うものだ」
「家事は女の仕事」
こうした価値観の中で
育てられてきたのではないでしょうか。
それらは本人の自覚がないまま、
親から子へと受け継がれていきます。
あなたの夫の言動も、
その連鎖の中で生まれたものかもしれません。
歪んだ父性は、
ある日突然つくられるものではありません。
家庭の中で繰り返された言葉や態度、
「男とはこうあるべきだ」という価値観の中で、
少しずつ形づくられていきます。
そしてその影響は、
本人が気づかないまま家庭の空気となり、
妻や子どもへと静かに広がっていくのです。
次の記事では、
歪んだ父性(価値観)が妻や子どもに与える影響と、
負のループを断ち切る視点について書いていきます。
▼モラハラ夫の歪んだ父性③|妻と子どもに起こる影響とは



