アレクサンダー・ロイド博士の
「潜在意識」を変えればすべてうまくいく
のレビュー記事です。
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ロイド博士の本について
ロイド博士は、日本ではまだ有名ではありませんが、
アメリカの心理学博士、自然療法学博士です。
前作『奇跡を呼ぶヒーリングコード』は
ドイツでは60週もの間売上ベストテンにランクインされ
他のヨーロッパ、アジア14か国でもベストセラー、
世界で15万部を売り上げました。
『奇跡を呼ぶヒーリングコード』の著者による新作が
「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく です。
(感想)
潜在意識=スピリチュアルという印象が強いですよね。
スピリチュアルというと、私も一時期傾倒しすぎていたので、
最近敬遠ぎみだったのです。
表現の仕方で随分捉え方も変わりますね。
スピリチュアルを科学的に解説してあるので
スピリチュアルに違和感ある方もすっと読めると思います。
潜在意識というものに興味がある方に
読んで欲しいなと思っています。
例えばなんですが、
せっかく起業しても、うまくいかない。
念願の企業に入ったものの、やりがいを見失う
好きな人と結婚できたのに、虚しい・・。など
頑張っても報われないコトってありますよね。
私もカウンセリングの本やビジネス系の本を
読み漁ったけどうまくいかなかったのです。
どうしてかな?
自己啓発のセミナーも何度も行った。
潜在意識の本もたくさん読んだ。
資格もとった・・・。
あなたも求めている結果が
得られなくて、どうしてこうなったんだろう・・と
思ってませんか?
私はロイド博士の本を読んだことで
自分の本心がわかるようになりましたよ。
自分の心のトリセツを紐解くことができたという
感覚なんです。
なぜ、願いが叶っても幸せじゃないのか
解決したい問題は
まだうわべの自分が悩んでいるだけにすぎないということ。
今得ている結果はどんなに望んでいなくても
潜在意識では求めている結果だったということ。
例えばお金や肩書など表向き(この本では「外側」と表現)の望みだけを
欲しがっているから、お金を手に入れたとたん、
奈落の底に落ちたように人生が狂ってしまったとか
念願の仕事に就いても「こんなもの?」と冷めてしまうのだそうです。
↑そういえば聞いた事、ありますよね。
外側にある幸せだけを求めていると
自分の内面が満たされていないので
目的を達成しても心にぽっかり穴があく、ということが書いてあります。
お金持ちになりたい、稼ぎたい、結婚したい、子供が欲しい
などいろんな望みがあったとして、
本当はもっとその先に本当に得たいものがあるはず。と書いてあります。
でも、潜在意識に「恐れ」があるから手にいれたのは外側の望みだけなので
本当の幸せには辿りつかないのだそうです。
潜在意識のチカラ、よくも悪くも強すぎる
よく、お金儲けばかり考えていた時は上手くいかなかったけど、
お客さんの喜ぶことを考えるようになったら売り上げがあがったなど
成功した秘訣を聞きますよね。
なぜそうなるのかということを
心のしくみ的にも書いてあるので理解しやすいです。
仮にあなたに解決したい問題があっても未だに解決できないということは
潜在意識が悩みを解決しようとなかったからということです。
潜在意識は健在意識より数百万倍強いからです。
それは心より遥か深く、体の細胞にまで「恐れ」が染み込んでしまっているので、
だから、
あなたが自分を変えたいと「意思」を強く持ったとしても、
顕在意識にある「意思」だけでは「膨大な潜在意識の力」にひっぱられてしまい
現実を変えることはできないのです。
私もカウンセリングを受けてアファーメションを自分で唱えたり、
相談者さんにアファーメション文を作成したことがあります。
顕在意識にアプローチするだけでは、潜在意識(無意識)に届くには時間がかかり、
まずは潜在意識の「恐れ」を癒さないと、役に立たないということが
書かれています。
まずは自分の内面を知り、自分の内面を癒すことが先、細胞レベルで。
世の中には、お金持ちなのに寂しい人生を送っている社長さんがいたり
就活頑張って企業に入ったのに「何かが違う」と虚しく感じてしまう人、
たくさんいますよね。
お金がほしい、地位ほしい、資格が大事、褒めてほしい自分、
頑張っている自分をアピールしてしまう。。
外側だけの幸福を求めている可能性大なんです。
どんなに美味しいドーナツ食べて満足しても
食べたら真ん中の穴も消滅している的な。
美味しい外側だったけど
私何を手に入れたんだっけ?
と同じだと思ったのです。
どんなことでも結果だけを追い求めるのではなくて。
内側の幸せ、、、「自分が本当に望んでいる状態や環境」は
潜在意識にある「恐れ」の感情を癒すことで
ようやく手に入る準備が整うということです。
今まで頑張ってきたけどうまくいかないという方は、
潜在意識(無意識)で望んでいることを知らずに頑張って
しまっていたのだと思います。
この本は、潜在意識の力を「エネルギー」と呼んであります。
うまくいかないのは、エネルギーのパターンによるもの。
うまくいかないのなら、体に染み込んだ記憶の嘘を見抜いて記憶を癒すこと。
エネルギーの流れを変えるのは他のエネルギーが必要ということで、
「エネルギー療法」のやり方を載せてあります。
なるほど、簡単なやり方ですが私はこれをやると胸がジーンとしてきて
体が熱くなるのです。
この本は本当に幸福になるための潜在意識(=エネルギーの使い方)が
書かれていたのです。
ロイド博士自身は奥さんのうつに長年苦しんでいました。
ある日を境にそこから抜け出ることができたのだそうです。
自分の内側の幸せを満たすことに気づいていくと、
奥さんの心の病が治りわかり合える夫婦に戻った。
ご自身の経験を元に書かれた本です。
仕事や恋愛がどうしてもうなくいかない。
人間関係でいつも傷ついている。
夫婦関係や親子の関係が何年もこじれている。
あなたがもし、そうなら潜在意識レベルで癒すことを
教えてくれる本になるでしょう。
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「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく
潜在意識とは胡散臭いものですが、ロイド氏の本は読んでみる価値があると思います。
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