ママ友が欲しいけれど、うまく輪に入れないあなたへ

― 人見知りだから疎まれているの?と悩んだとき ―

(メール相談より)

子どもの頃から人見知りが強く、
今もママ友ができません。

幼稚園に行っても、
あいさつを交わす相手すらいない日があります。

あるママ友グループの中心的な保護者から、
疎まれているような視線を感じることもあり、
「何か失礼なことをしてしまったのでは…」と
不安になります。

人見知りを直して、
ママ友が欲しいのですが、
どうしたらいいでしょうか。
(30代・主婦)


人見知り=人から疎まれる、ではありません

まずお伝えしたいのは、
人見知りだから疎まれる、ということはありません。

ただ、人見知りの人はどうしても
人との距離を取る行動になりやすく、
その結果として
「近づきにくい人」
「関わりたくないのかな?」
と誤解されてしまうことはあります。

それは性格の欠点ではなく、
行動の特徴です。


心の中で起きていること

本当は、
・仲間に入りたい
・声をかけてほしい
・拒絶されたくない

そう思っているのに、
不安が強くて動けない。

すると心の中では、
こんな思いがぐるぐるしてしまいます。

・どうして誘ってくれないの?

・どうしてスルーするの?

・私、何か悪いことした?

この状態が続くと、
無意識のうちに
「相手が悪いのかもしれない」
という視点に傾いてしまうこともあります。

でもこれは、
自分を守ろうとする心の反応であって、
意地悪な気持ちではありません。


あいさつができない理由

「どうして自分からあいさつできないのか」

それは多くの場合、
「相手が先にしてくれるはず」
「拒否されたら傷つく」
という気持ちがあるからです。

待っているだけ、というより
怖くて動けないのです。

ここで大切なのは、
「直さなきゃ」と自分を責めることではありません。


もしできるなら、ほんの一歩だけ

もし少し余裕のある日があれば、
完璧な会話をしようとせず、
ただ一言で十分です。

・目が合ったら、軽く会釈
・小さな声でも「おはようございます」

それだけで、
「話しかけてもいい人」という
サインが相手に伝わります。

人間関係は、
勇気を出した分だけ
少しずつ動きます。


ママ友は「目的」ではなく「結果」

ここで一度、
自分に問いかけてみてください。

・なぜママ友が欲しいと思ったのか

・ママ友ができたら、何が満たされるのか

安心感でしょうか。
孤独感の解消でしょうか。
子育ての情報交換でしょうか。

目的がわかると、
「ママ友」という形に
こだわらなくてもいいことに
気づく場合もあります。


ママ友関係の現実

ママ友は、
子どもを通じて出会った関係です。

とても心強い存在になることもあれば、
一時的な関係で終わることもあります。

それは良い・悪いではなく、
役割の違いです。


おわりに

人見知りは、
あなたが慎重で、
人を大切にしようとする証でもあります。

無理に性格を変えなくていい。
でも、
「欲しいものがある」と気づいたなら、
できる範囲で
小さな働きかけをしてみる。

それだけで十分です。

あなたにとって心地よい距離感の人間関係は、
必ずあります。

参考になれば幸いです。