〜怒りを押し込めるクセと向き合う〜
「今日は絶対に言い返してやる」そう思っていたのに…
夫とけんかをした翌日、彼が会社に行ったあと、私はひとりでモヤモヤ、イライラ。
心の中では、次に会ったら言い返してやる!あの時のことも蒸し返してやる!と、復讐心でいっぱいでした。
でも、夕方、夫が何事もなかったように「ただいま」と帰ってきたとき・・
私は何も言えませんでした。
頭の中が真っ白になって、怒っていたはずの気持ちが、どこかに引っ込んでしまったのです。
あのとき私は、怒りを「押し込めて」いたのかもしれない
しかたありません。夫が普通に帰ってきたのなら、彼が着替えている間に
私もいつもどうり普通に食事の準備をして、一緒に食卓を囲み食事になります。
心の中にはまだモヤモヤが残っているけど、顔は平常心。そんなことがよくありました。
「怒りって、自分がつくってる感情なんだ」——気づいたある日のこと
あるとき、夫が会社に行っている間に、私の中でふつふつと怒りがわいてきました。
どうしても腹が立って、「帰ってきたらちょっと言い返してやろう」と思っていたんです。
でも、帰ってきた夫を目の前にしたら、またしても何も言えなくて…。そのとき私は、「実はこういうことがよくあるんだ。すごい怒りがわいて、言い返そうと思うんだけど、あなたの顔を見ると何も言えなくなるんだよね」と正直に伝えてみました。
すると夫は、「へ?」と間抜けな顔をしました。
その反応を見て、ハッとしたんです。
ああ、「怒り」って、相手から“つくらされている”んじゃなくて、私自身が“感じている”感情なんだって。
その瞬間、少しだけ怒りの正体が見えた気がしました。
怒りは、悪い感情じゃない
怒りは、自分の中にある「本当の気持ち」を知らせてくれるサインです。
「もっとわかってほしい」
「大事にされたい」
「私はこう思っている」
そんな気持ちを、怒りが教えてくれていたのです。
でも、怒りをそのままぶつけると、関係がこじれることもある。
だからこそ「感情を整理する力」が大切なんだと、私は実感しています。
感情整理で、気持ちを「言葉」に変える
私は今、カウンセリングで、怒りや不安、モヤモヤと向き合うお手伝いをしています。
自分の中にある感情を、ひとつずつ言葉にしていくと、
「私は本当はこう感じていたんだな」と気づけたり、
「こう伝えればいいんだ」と見えてきたりします。
怒りをそのままぶつけなくても、伝えたいことはちゃんと伝えられる。
その方法を一緒に見つけていきませんか?