無価値感を扱うカウンセラーになったのか|私の使命

正直に言うと、
最初から「使命感」を持ってカウンセラーになったわけではありません。

ただ、身近な人やクライアントさんの話を聞く中で、
心の状態が変わると、人生の見え方が本当に変わるのだと、
何度も目の当たりにしてきました。
そして、私自身がそんな体験をしました。

人は、過去の体験によって無意識の思い込みをつくります。
「私は大切にされない」
「どうせうまくいかない」
「私には、もともと価値なんてないから」
そんな感覚を抱えたまま、大人になっていく人は少なくありません。

その思い込みは、
結婚、子育て、仕事、人間関係――
人生のあらゆる場面に、知らないうちに影響します。

そして、とても大事なことですが、
自分が癒されないまま親になると、
無意識のうちに同じ苦しさをわが子が引き継いでしまうことがあります。

それは「悪意」ではなく、
ただ、無意識にそうなってしまっただけ。
向き合う余裕がなかっただけです。

私は、そこに光を当てたいと思いました。

一人の心が整えば、
家庭の空気が変わります。
家庭の空気が変われば、
子どもは安心して育ちます。

それはとても小さな変化ですが、
確実に、次の世代につながっていきます。

また、心と体は切り離せません。
心が限界を超えたとき、
体がサインとして症状を出すこともあります。

カウンセリングは、
病気を「治す」魔法ではありません。
でも、自分の心に気づき、整えていくことで、
回復力が引き出される人がいるのも事実です。

私がこの仕事を続けている理由は、とてもシンプルです。

目の前の一人が、
少し楽になること。
自分を責めるのを、やめられること。
自分の人生を、自信をもって歩んでいけるようになること。

その積み重ねが、
未来を静かに変えていくと信じているからです。

これが、今の私が大切にしている「使命」です。