たいてい、子どもの頃の経験が影響しています。

幼少期に「相手の機嫌を守る=安全」と学んだから。
親(身近な大人)の顔色を読むことで安心できた経験が多いほど、大人になっても「自分の意見より、相手を優先したほうがトラブルがない」と無意識に判断してしまいます。

例えば自分の意見を言うと、
親から「なまいきだ」「子どものくせに口出しするんじゃないの」と親が不機嫌になったりすると、親を怒らせたら命がなくなるくらい恐怖を感じたはずなんです。

だから自分の命を守るために、つねに相手にあわせなくてはいけなくなったんです。

それがずっと続いていて、大人になってからも
「相手に合わせた方が丸く収まる」
「自分の考えは価値がない」
「場を乱したら、まわりから責められる」と人の顔色ばかりうかがってしまうのです。

事なかれ主義になっているんですね。

では、人の意見に流されないようにするにはどうしたらいいか?

①自分はどう感じているのか?を考えてみる。

②自分は何を大切にして生きているのかを考えてみる。

それから、

④いつもいつも人に決めてもらわないこと。決定権は自分、と思うこと。
例えば、レストランで何たべようか?となった時に
メニューをみたら秒で「これにする!」と一番に決めるなど、訓練するといいです。
周りの人が決めたのを見て、「私もこれでいい」と言わないようにすること。

自分軸がないと、いいよいいよ、と相手に気を遣って、
後になって「なんだかいつも丸め込まれているな」と損をした気分になります。

自分軸って、自分の「本心」そのものですね。