朝起きられない
一日中だるくて、やる気がおきない
コーヒーや甘いものが手放せない
風邪をひきやすく、治りにくい
気分が落ち込みやすい、イライラしやすい
こんな状態の時は、体からのSOSだと気づいて
自分にやさしくしてあげたいです。
ストレスと副腎疲労について
私たちの体は、ストレスを受けると「副腎」という小さな臓器がフル稼働します。副腎は腎臓の上に位置し、ストレスに対抗するためのホルモンであるコルチゾールやアドレナリンを分泌します。これらのホルモンのおかげで、危険に素早く反応したり、体を守ったりすることができるのです。
でも、仕事や人間関係、生活習慣などで長期間ストレスが続くと、副腎は休むことなく働き続けることになります。その結果、コルチゾールの分泌が乱れたり、分泌量が低下してしまう状態が起こります。これが一般に「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」と呼ばれるものです。副腎疲労は病名ではないので、治療法というのはないそうです。
これらは単なる「疲労」ではなく、体がストレスに対応できなくなっているサインでもあります。
副腎疲労を回復させるには、まず自分に向き合うことが大切です。すると
最近、あんまり寝てなかったなとか
お酒を飲み過ぎていたなとか
頑張り過ぎていたなとか
仕事ではやりたくないことを頼まれて
イライラしていたな・・とか
そうやって、やり過ぎていたことを一旦止めて、十分な睡眠、バランスのとれた食事、そして深呼吸や瞑想などのリラックス法を取り入れることが、副腎を休ませる第一歩になります。さらに、自分の心の奥にあるストレスの原因を理解し、うまく向き合うことも欠かせません。
副腎は私たちの「ストレス対抗力」を支える大切な臓器です。体と心を守るために、無理を重ねず、自分のペースで一日を過ごしてみることです。
でも、大事なことは
このSOSがなんのために起来ているのか?を考えてみることだと思います。
なんで自分ばっかりこんな目に?
なんでこんなに体力なくなってしまったんだろう?
なんで?なんで?と思い悩んでいても副腎疲労はよくならない。
なんで?なぜ?どうして?
という言葉が出るのは、過去に焦点があたっているから。
副腎疲労は副腎の疲れです。
副腎は脳の下垂体から命令を受けて動いているのですが、
下垂体がうまく副腎に命令を送れなくなっていて
副腎がうまく機能しなくなっているのが副腎疲労ということです。
だから、脳が疲労すると
疲れやすかったり
嗜好が変わって
お酒やコーヒーに依存しすぎたり
別の病気の引き金になってしまいます。
まず、脳の疲れをとることが大事です。
例えば
真面目をやめる
わがままになってみる
甘やかす
完璧主義をやめる
仕事がきつかったら、弱音を吐いてみる、他の人に助けてもらう
一日の中で、できなかった事があっても、そんな自分を認める、許す
なんで、なんで、嫌だ、嫌だ、あの人のせいで・・と思い悩むより
自分の今の状態を許して
脳の疲れをとることが
一番体と心が変っていくと思います。