文才小泉今日子さんのエッセイ「黄色いマンション黒い猫」

芸能人で猫を買っている人は多いです。
猫の本を出しているのが、小泉今日子さんと爆笑問題の田中さん。

私は最近、小泉今日子さんのエッセイ
『黄色いマンション 黒い猫』を読みました。

小泉今日子さんのエッセイを雑誌で読んだ時、
正直びっくりしたのでした。

アイドルらしからぬ文章力で読みやすい
あったかいエッセイだったからです。

小泉今日子さんは読売新聞の書評委員をされたことがあり、
2005年1月から2014年12月にかけての書評をまとめた
「小泉今日子書評集」を出版されています。

この「黄色いマンション黒い猫」は
雑誌「switch」に2007年〜2016年に連載されたエッセイを
加筆修正し、再構成されたものです。

ハードカバーで和田誠さんのイラスト。
大人になったキョンキョンが
静かに語る、家族や友人、小雨(こさめ)という猫のこと。
ちょっと感じる小泉さんの孤独とさみしさ。

小泉さんの素直な言葉で綴られており、
一遍一遍が読みやすいです。

この本を読んでいると、「孤独」は決して悪いものではなく、
静かに寄り添う相棒のような存在かもしれないと思えてきます。

心が沈んでいるとき、無理に元気を出さなくていい。
そっと本を開いて、ただ言葉をなぞるだけで癒しになる。

そんなふうに、気持ちのメンテナンスとしておすすめしたい一冊です。