無価値感が続くとどうなるか【第4話】

無価値感についてのイメージ

無価値感は、
「気持ちの問題」だけで終わりません。

心の中の感覚は、
行動の選び方
人との関わり方
体の状態
人生の感じ方

すべてに影響します。

今日は、無価値感が続いたときに起きやすい変化を整理します。


仕事で起きやすい影響

無価値感が強いと、仕事の場面で次の状態が起きやすくなります。

・頼まれると断れない
・仕事を抱え込みやすい
・評価が極端に気になる
・ミスを過大評価する
・成果が出ても安心できない
・常に「まだ足りない」と感じる

結果として、

疲労が抜けない働き方になります。

休んでも回復しないのは、
体ではなく、心が緊張し続けているからです。


人間関係で起きやすい影響

人間関係では、

・相手の顔色を読みすぎる
・境界線が揺らぐ
・言いたいことが言えない
・押し切られる
・対等感覚が持てない
・尽くしすぎる

という状態が起きやすくなります。

心の奥に、

「嫌われたら価値がなくなる」

という感覚があるためです。

これはその人の“優しさ”でもあるのですが、
染みついてしまった
自己価値の防衛反応です。


体に出るサイン

心の感覚は、体にも出ます。

・慢性的な疲労感
・気力低下
・やる気が出ない
・数値が悪化する
・眠りが浅い
・回復感がない

よく、

「年齢のせい」
「忙しいから」

と片づけられますが、

心の消耗と体力の消耗が
一緒に起きています。

無価値感+無力感+自分責め
この組み合わせは、消耗を加速させるのです。


「人生の甘さが抜ける」感覚の正体

特に、中年期以降の私たちに
無価値感が続いていくと

人生の楽しさ
期待感
安心感
余白

が薄れていきます。

以前は感じていた、

・ちょっとした喜び
・未来への期待
・自然な楽しさ

これが遠のきます。

それは、今までの
体験で

取り巻く世界が変わったのではなく
心のフィルターが変わったのです。


がんばっているのに苦しい理由

たくさんの方がこう感じていると思います。

こんなにがんばっているのに、なぜ楽にならないのか
働けど、我が暮らし楽にならず

理由はシンプルです。

原因が行動ではなく、感情の絡まりだからです。

行動を増やしても、
心の絡まりはほどけません。

だから、

努力している人ほど苦しくなります。


変化は“理解”から始まる

無価値感は、

気合いではなく
自己肯定の言葉でもなく

理解と整理で変わります。

・なぜそう感じるのか
・どこから来たのか
・どんな反応パターンなのか

ここが見えると、
思考パターンに変化が起ります。


次回:無価値感から抜け出すステップ

最終回では、

・無価値感をほどく手順
・感情整理の実際の流れ
・自分でできるミニワーク
・セッションで行うこと

ここまで具体的にお伝えします。

▶ 第5話:無価値感から抜け出す5つのステップ