第2話:なぜ「いい人」でいようとする人ほど、自分を責めてしまうの?

境界線についてのイメージ

それは、

自分を責めることで、無意識に免罪符にしているからです。

相手を責めるより、

「断れなかった私が悪い」
「もっと頑張ればよかった」

と、自分を責めているほうがラクなことがあります。

相手を責めると、

「私って冷たいのかな」
「嫌な人だと思われないかな」

そんな気持ちが出てくるからです。

自分を責めていれば、

「私は人を責めるような人ではない」

という「いい人」の立場を守ることができます。

でも、そのたびに傷ついているのは自分です。

本当は早く帰りたい。

家では子どもが待っている。

それでも、

「今日、残業お願いできない?」

と言われると断れない。

会社では、

「引き受けてくれて助かった」

と思われるかもしれません。

でも、その間、
家では子どもがお腹をすかせて待っているかもしれない。

すると今度は、

「家族に悪いことをした」
「母親としてダメだな」

と、また自分を責めます。

会社では「いい人」。

でも家族に対しては罪悪感を抱く。

こちらを立てれば、あちらは立たない。

そして、また

「私が悪い」

と自分を責める。

これが繰り返されると、
自分責めの悪循環に入りやすくなります。

自分を責めることは、
自分を攻撃することでもあります。

本当は嫌だった。

本当は帰りたかった。

本当は断りたかった。

そんな気持ちまで押し込めて、

「いい人」でい続けることを、
本当の自分は望んでいるでしょうか。

誰かにとっての「いい人」になる前に、

「私は本当はどうしたい?」

と、自分にも聞いてあげてくださいね。

▶ 第1話:なぜか会話すると疲れる人がいる理由
▶第2話:「いい人」でいようとする人ほど、自分を責めてしまうのはなぜ?(この記事)
▶ 第3話:ぐいぐい来る人に押し切られてしまった頃の話
▶ 第4話:頼られやすい人ほど消耗していた話
▶ 第5話:なぜ同じタイプに何度も出会ってしまったのか


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