相談内容
小学4年生の男の子の母です。
子どもを、スイミング・体操教室・書道・学習塾に通わせています。
スイミングは3歳から続けていますが、
級がなかなか上がらず、後から入った子に追い抜かれています。
他の習い事も同じで、
同学年の子と比べて成績が振るいません。
最近は学習塾を「辞めたい」と言い出しました。
お友達は楽しそうに通っているのに、
なぜうちの子だけやる気が出ないのでしょうか。
子どものやる気を引き出す方法を教えてください。
(30代・主婦)
まず最初に立ち止まって考えてほしいこと
多くの親御さんが悩むこの問題ですが、
最初に一つだけ、思い出してほしいことがあります。
なぜ、子どもに習い事をさせようと思ったのか。
そこです。
悩みは、
「本来の目的」と「今見えている結果」が
ズレたときに生まれます。
今、あなたが見ているのは
・級が上がらない
・成績が伸びない
・やる気がない
という「結果」だけかもしれません。
習い事の本当の目的とは?
多くの親が習い事に期待するのは、
・体が丈夫になってほしい
・得意なことを見つけてほしい
・自信を持って生きてほしい
そんな未来への願いではないでしょうか。
だからこそ、
時間もお金もかけて、
送り迎えをして、応援してきたのだと思います。
でも、途中からズレてしまうことがある
ところが、いつの間にか
目的が少しずつ変わってしまうことがあります。
・周りの子と比べてしまう
・成績や級が気になる
・「せっかくやらせているのに」と思ってしまう
これは、
親なら誰でも起こりうることです。
決して悪いことではありません。
ただ、ここでズレが起きます。
子どもは「自分のため」だと感じられないと動けない
子どもは、
・楽しいか
・やりたいか
・意味がわかるか
この3つで、とてもシンプルに物事を判断します。
「将来のため」
「今やめたらもったいない」
こうした大人の理由は、
子どもにはなかなか届きません。
「これは自分のためなんだ」
そう感じられないと、
やる気は自然と下がってしまいます。
やる気がないのではなく、目的が見えないだけ
今のお子さんは、
怠けているわけでも、能力がないわけでもありません。
ただ、
・なぜやっているのか
・何が楽しいのか
・自分にとってどんな意味があるのか
それが、見えなくなっているだけかもしれません。
親にできることは「やらせる」より「確認する」
まずは、問いかけてみてください。
・今の習い事、正直どう思ってる?
・楽しいところと、しんどいところはどこ?
・もし一つだけ選ぶなら、どれを続けたい?
正解を引き出そうとしなくて大丈夫です。
子どもの本音を知ることが、最初の一歩です。
宿題や勉強も同じです
宿題も、
「やらなきゃいけないもの」
になった瞬間、重くなります。
・これをやると、どんな力がつくのか
・できたら何が変わるのか
小さなことでいいので、
意味を一緒に見つけてあげてください。
おわりに
たくさんの習い事をさせてきたことは、
「失敗」ではありません。
それだけ、
お子さんの可能性を信じてきた証拠です。
ただ今は、
*量よりも「納得」:が必要な時期なのかもしれません。
やる気は、
外から与えるものではなく、
内側から湧いてくるもの。
焦らず、比べず、
「この子は今、何を感じているのか」
そこに目を向けてみてください。
参考になれば幸いです。