第1話:なぜか会話すると疲れる人がいる理由

境界線についてのイメージ

― 悪い人じゃないのに、しんどい関係

人間関係の中で、

悪い人ではない。
意地悪でもない。
でも、なぜか疲れる。

そんな相手に出会ったことはありませんか。

話しかけられると作業が止まる。
同じ話が何度も続く。
距離が近い。
話題がいつも似ている。

「私が冷たいのかな」
「気にしすぎなのかな」

そう思ってしまう方もいます。

でもまず、これを伝えたいのです。

あなたの感覚は正常です。


同じ話ばかりする人に疲れてしまう理由

働いていた頃に、私を消耗させる人がいました。

・節約自慢
・お金の話ばかり(貧乏自慢)
・安い物の話ばかり
・同じ失敗談ばかり

どんな話題から入っても、そこに戻る。

聞く側は、だんだん疲れてくるのです。

なぜなら会話が
キャッチボールになっていないからです。

相手は話してスッキリしています。
でも私は、受け止め続けていた。

エネルギーの向きが一方通行になると、
人は疲れるものだと悟りました。

距離が近い人は「悪意」ではないことも

仕事で集中したいときも話しかけてきました。
タイミングを見てくれない。

こんな人、イラッとしませんか。

でもこういうタイプは、

人との距離の取り方が
うまくわからないだけ

ということも多いです。

つながりたい。
話したい。
共有したい。

その人の本心はそれでしょう。

ただ、「今じゃない」が読めない人だったのです。


失敗を笑って話す人を見るとモヤッとする理由

さらに、
「またやっちゃいました〜」
「向いてないんですよね」

笑って話されると、

仕事だよ?軽すぎない?
反省してる?
と思うこともありました。

でもこれは、

自分を守るための話し方

のことがあります。

責められる前に軽くする。
傷つかないようにする。

そうやって、自分の心を守っていたのですね。今だからわかります。


あなたがしんどくなる本当の理由

ここが一番大事です。

疲れるのは、

相手が変だからでもありません。
(いえ、変な人でした 苦笑)

あなたが
無意識に受け止め続けているから

です。

・話を最後まで聞こうとする
・感じよく対応しようとする
・失礼にならないようにする
・空気を悪くしないようにする

優しい人ほど、消耗するものです。


心の距離をとることは「塩対応」ではありません

物理的な距離と心の距離を取ると、

悪いかな
冷たいかな
感じ悪いかな

と思いますよね。

でも違います。

心の距離をとるとは
自分のエネルギーを守ることです。

たとえば:

・返事を短くする
・手を止めない
・「また今度聞かせてください」と言う
・立ったまま話す
・笑顔で切り上げる

これで十分です。

攻撃ではありません。
自己保護です。


人の行動には、だいたい「心の理由」がある

節約の話も
失敗談も
比較も
繰り返しトークも

その人なりの、
心の守り方です。

そう見えると、

少しだけ距離を取りやすくなります。

巻き込まれなくなります。

人との距離がうまく取れず、
あとでどっと疲れてしまう方は、

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