脳科学と心理学の研究が進んで
幸せになる法則が解明されてきましたね。
「世界一受けたい授業」などで専門家の方が話されていると
なるほど~と思います。
幸福度を上げる秘訣は、脳の働きと感情のコントロールを
いかに「自分でやることができるか」が鍵と言われています。
思考や習慣を変えていくことで
自分が変わり、豊かな人生を過ごすことができると
誰もが知っている時代になってきました。
脳内ホルモンと言われる、幸福感が増すホルモンと
分泌を促すための日常の心がけをピックアップしてみます。
Contents
幸福感を高めるコツはホルモンの働きを知って生活習慣を改めること
①人の幸せを喜ぶこと
幸せになるカギは人間関係を良好にすることです。
例えば人の「いいところ探し」ができると
その人の短所が気にならなくなります。
相手からも「ほめてくれた」「わかってくれた」という気持ち
が返ってくるので、相手もあなたと良好な関係を築きたいと、
心理的な距離を縮めようとしてくれます。
女性はファッションや髪型など目につくものを
褒めたりするのが上手です。
タモリさんの「髪切った?」ではないですが、
初対面の人との会話で話題がない時など
「ショートヘアが似合ってますね」や
「今日の服素敵ですね」
と、まず目の前の人を褒めることを意識したらいいです。
小さなことを大げさに褒めることに抵抗があるわ。と
人を褒めないのは、もったいないことです。
人を褒められない時は、自分のことも褒められないでいます。
人の幸せや長所を妬んでいては自分に返ってきます。
結局は「幸せになると、妬まれる」と心にブレーキをかけているので
自分自身も幸せにはなれません。
他者の欠点は、自分の見方次第で長所となるのです。
ちょっとでもいいな、と思ったところは褒めてみましょう。
相手にかけた言葉は必ず時を経て自分に返ってくるものだからです。
⓶怒られても責められても、クヨクヨしない
「今度の日曜日子供の運動会だけど休める?」と、
一緒に行けたらうれしいなと思って夫に聞いただけなのに
「忙しいのに休めるわけないだろっつ」と怒鳴られた。
こんなことが起こると、
つい、「私の言い方が悪かったんだ」
と自分を責めてしまいがちです。
何度も傷つけられると
次からは、傷つきたくないから必要以上に
言葉遣いや
聞くタイミングや
ご機嫌をとったり気を使うことってあると思います。
「どうせ怒られるから、話さないようにしよう」
と決めてしまう人もいるかもしれませんね。
たしかに、
こちらが言い方を変えたり、タイミングを考えれば
彼の態度も変わるでしょう。
自分が変われば相手も変わるのですからね。
そうやって自分の行動に立ち返り、
自分の態度を変えることは人間関係がうまくいかない時は大切なことです。
でも、彼の感情は彼のものなんですよね。
必要以上に気を使って、彼の怒りの感情をコントロールすることは、
無駄だと思いませんか。
「彼」だけでなく、あらゆる人間関係の中で
必ず、価値観の違いやその時の状況で
怒られたり責められたりして、大なり小なり
あなたの感情も動くことがあるでしょう。
傷ついたりするでしょう。
だからと言って、相手が怒っても、泣いても、
それは、相手の感情なだけです。
つまり、相手も好きでその感情(や態度)をやっているということ。
勝手に怒っているということです。
なのであなたが相手に必要以上に気を使うことは
相手の感情をコントロールしようとしていると言えます。
嫌な思いをしたくないので気を使うことで牽制する、
「アナタ、私が傷つくことをしないでよ」
というあなたからのコントロールです。
ところが、
本来、自分がコントロールできるのは自分の感情だけです。
ああ、このひと、虫の居所が悪かったんだなくらいおおらかに思って
相手の感情や態度が急変しても必要上にクヨクヨしないことです。
スルー上手になりましょう。
脳の中のリラックスすると、分泌されるホルモンについて
幸せだという気持ちは自分で作りだすもので、誰かが与えてくれるわけでも
つくり出してくれるわけでもないといことがわかりますよね。
そのためには、まず自分から幸せのカケラを探し出すことが大事。
◇好きなモノにか囲まれた暮らしをする
◇趣味に没頭する
◇同じ目的を持った仲間と過ごす
◇ボランティアに参加してみる
◇たとえネガティブな境遇に陥っても自分の力でポジティブに変換できる
強さがある
こんな人は幸福感が増して、ますます幸せになると言われています。
いわゆる「クオリティータイム」という、自分の心の質を向上させる場に身をおくことです。
自分が活き活きとなる場所にいくこと。
ご機嫌になる時間を「意識的に」とることです。
幸福を感じられる脳内ホルモン
40代や50代は、親の介護や更年期、子供の自立などで
心配事や気苦労の絶えない世代です。
だけど「私は幸福だ」と感じる力があれば、たとえ困難にぶつかっても、
軽減できる力となるのです。
コミュニケション力が鍵となるオキトシン
心を和ませる幸福感があるからこそ分泌されてくるホルモンです。
ペットを可愛がったりパートナーや子供と触れ合ってみてください、
親密度が高まると、安定や安心の気持ちが芽生えます。
その時のほっこり、和んでいる時に分泌されているのがオキトシンです。
絆と信頼のホルモン、セロトニン
精神を安定させる作用がある神経伝達物質です。
脳幹の「縫線核(ほうせんかく)」という部分で作られます。
脳全体に運ばれると穏やかな気持ちになり幸福感を高めます。
欠乏すると不安感が強くなります。
赤ちゃんがお母さんに守られているという安心感から
スヤスヤ眠っている状態のように、信頼や絆を作り出す物質です。
セロトニンは食べ物から取り入れることができます。
セロトニンはL-トリプトファンという「必須アミノ酸」から合成されています。
トリプトファンは大豆、卵、魚、肉などに多く含まれています。
自然のリズムに合わせた規則正しい生活や運動、睡眠で分泌がアップします。
体と心が連動している、成長ホルモン
睡眠や運動で「脳下垂体」から分泌されるホルモンです。
筋肉や臓器を再生するために働くだけでなく、疲れた体をメンテナンスする役目もあります。
体が不健康だと、心も不健康になります。
心が疲れたり、苦しいと感じた時は
スポーツするなど体を動かすこといいです。
健康な体を保つことで、心も健康に感じられます。
現状を打破したいと思ったら、まず体力(筋力)をつけることです。
一次的な快楽を求めるホルモン ドーパミン
ギャンブルや高額の買い物などで
ドキドキ、ワクワクする体験で働く「報酬物質」です。
脳を興奮させますが、その快楽は一時的。しかもクセになって
何度もまた体験したいと思ってしまいます。
たまにはいいですが、ドキドキワクワクばかり追い求めると
詐欺にひっかかったり、騙されたりしやすくなります。
賭け事している時は、過剰分泌されているんですね。
衝動買いして、「なんでこんなの買っちゃったんだろ??」
と目が覚めた時がドーパミン作用から覚醒された時ですね(苦笑)
脳内物質 まとめ
いかがでしたか?
まず、自分は幸せだなと感じないことには
幸せのホルモンは分泌されないのです。
幸せホルモンとは自分を自分でご機嫌にできるホルモンです。
いつも相手の長所や自分の長所を
すぐに言えるようになっておくこと大事ですよ。
ポイントは
「私は不幸だから幸せになりたい」より
「自分は充分幸せ、だから、もっと幸せになる」と幸せの基準を自分で
アップしておくことも大切です。
■言葉は言霊の話し