中年以降になると、
血糖値が高いと指摘される方は、実はとても多く、
3人に1人ともいわれています。
日本人はもともと糖尿病になりやすい体質ともいわれていて、
健康診断で「血糖値が高いですね」と言われて、
少し不安な気持ちになったことがある方も、
多いのではないでしょうか。
私も健康診断で血糖値が高めだと指摘されて
最初にやったのは「糖質制限」でした。
甘いものを食べない、ご飯を食べない。
肉や魚のタンパク質を多めに食べる。
糖質制限として“正しいこと”をやっていました。
案外、慣れるもので
チョコレート食べたい
ジャンクフード食べたい
炊きたての白いごはんを食べたい
清涼飲料水を飲みたい
そう思うことはありませんでした。
体重も減り、見た目スリムに。
だって、自分の健康のためだもの・・。
今思うと、私にとっての糖質制限は、血糖値が上がるものを
食べないなら、上がらない。それだけでした。
なぜなら、私は空腹時も血糖値が高めであることが
多かったからです。
血液検査の結果をみた
糖質制限の先生にこう言われました。
「食べること自体がストレスになっていませんか?」
「食事、楽しめていますか?」
その言葉を聞いたとき、
ハッとしました。
食事が「義務」になっていた
振り返ると私は、
・体にいいものを食べなきゃ
・これは食べてはいけない
・ちゃんと守らなきゃ
そんなふうに、
食事を“義務”としてこなしていたんです。
そしてその裏には、
「ちゃんとできていない自分はダメ」
という感覚もありました。
0か100かで考えていた
さらに気づいたのは、
0か100かで考えていたことでした。
・やるなら完璧にやる
・ダメなものは絶対にダメ
・あの食材は血糖値を上げる、だから食べてはダメ
少しでも外れまいと
知識をつめこみ
医師の話をメモって
帰宅後まとめたりしていました。
正しさが、自分を苦しくしていた
体のためにやっているはずなのに、
気づけば、
・食べるものがあまりない
・夫がまんじゅうを食べていたら、ばかじゃないのと思っていたり(夫よ済まぬ)
・これさえやれば、健康になれる
そう思っていました。
「体を整える」は、締めつけることではなかった
医師から「あなたは真面目すぎる」
「ストイックになってはだめですよ」
「もう少し、糖質は摂ったほうがいい」
私は0か100のほうが、やりやすかったのです。
なのに
先生は『曖昧』『適当のすすめ』を言いだしたのです。
え?糖質を摂ったほうがいいと?
それでは、不健康に戻るのでは?と思いました。
先生から自分にやさしくなりなさい、と
言われてしまったのです。
当時の私は、糖質の食事を少しでも摂ってしまうことは、
むしろ悪だと思っていたので、
とても戸惑ってしまったのです。
先生はおっしゃいました。
血糖値は、食べ物だけで上がるものではない
ということを。
・ストレスを感じたとき
・緊張しているとき
・感情を抑えているとき
実は、そんなときにも血糖値は上がっていたのです。
「糖質=悪」と決めつけて、排除するだけでは
健康にはならないことに気づきました。
次回は、
糖質を制限し続けたことで起きていた体の変化と、
血糖値に振り回されていた私の状態についてお話しします。
▶ 第2話|糖質を排除したことで、体のエネルギー循環が止まっていた






