夜泣きを祟りと言われた出来事で、私が傷ついた出来事。

ネガティブな思い出を洗い出すワークをして、最初に浮かんだ出来事

心理学の講座でネガティブな思い出を洗い出すワークを、
やることがあります。

最初に思い出したのは、
今は30代半ばになった娘が、まだ2歳くらいだった頃の出来事でした。


「祟り」と言われた夜

義実家から、こんなことを言われたのです。

「赤ちゃんの夜泣きの原因は、
あなたのお母さんが良い死に方をしていないから。
祟っているんだ」

一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。

近所に住む義兄夫婦の子どもが夜泣きで大変で、
集落にいる“イタコのようなおばあさん”に拝んでもらったところ、
亡くなった私の母が原因だというお告げが出た、という話でした。


線香とろうそくを渡された日

ある夜、義兄が突然やってきて、
線香の束と、ろうそく、ろうそく立てを私に渡しました。

「これで、毎朝三十三座拝みなさいって」

夫はまだ帰宅しておらず、
家には私と幼い子どもだけ。

あまりにも突然で、
「え…?母が?」と思いながらも、
私はそれを受け取ってしまいました。

あとから帰宅した夫に話しても、
良いとも悪いとも言わず、反応はありませんでした。


だんだん湧いてきた違和感

時間が経つにつれて、
どうしても腑に落ちなくなってきました。

夜泣きの原因を、
亡くなった人の祟りにしてしまうこと。

それを理由に、
私が拝めば解決する、という構図

「なんだか、無茶苦茶じゃない?」
そんな思いが、少しずつ強くなっていきました。


今度は“経典”を持ってきた義姉

しばらくして、今度は夫の姉が夜にやってきました。
玄関ではなく、リビングの窓をコンコンと叩いて。

窓越しに、経典のような冊子を渡しながら言ったのです。

「ちゃんと毎日拝まないとダメよ」
「まだ夜泣きが治らないんだって」

私は、その瞬間、はっきり言いました。

「夜泣きを、私の母の祟りだなんて失礼すぎます」
「夜泣きなんて、どこの赤ちゃんもするものです」

「それ、要りません。持って帰ってください」

義姉は激しく怒り、
怖い顔で怒鳴りながら帰っていきました。


「言い過ぎだ」と言われた夜

窓を閉め、カーテンを閉めたあと、
夫は私に言いました。

「言い過ぎだろ」
「とりあえず受け取って、あとで返せばいいだろ」

その言葉を聞いたとき、
私はとても悲しくなりました。

――この人は、自分の親や姉には逆らわない。
――でも、私の気持ちや考えは守ってくれない。

結婚前から、結婚後も、
何度も感じてきたモヤモヤが、
一気に浮かび上がった瞬間でした。


思い出すだけでは、癒えない

この出来事は、
「ネガティブな思い出を洗い出すワーク」で
一番最初に出てきた記憶でした。

忘れていたはずなのに、
ふっと、鮮明によみがえるものですね。

でも――
思い出すだけでは、何も解決しません。

むしろ、苦しくなったり、
気分が悪くなってしまうこともあります。


「なぜ起きたのか」を、違う角度で見る

大切なのは、
「なぜこんなことが起きたのか?」を
原因探しではなく、意味として見ることだと言われています。

当時の私は、
子どもの高熱と咳が続き、
眠れない日が何日も続いていました。

心も体も、かなり弱っていたと思います。

そんなときに
「祟りだ」と言われて、
一瞬、受け入れてしまった。

人は弱っているときほど、
「誰かのせい」にしたほうが楽になるものです。


今だから思えること

今、こうして書きながら思います。

義姉に経典を突き返した自分、
**よく言ったな、私。**って。

あれ以来、
義姉は宗教の話をしてこなくなりました。

嫌なことは、
はっきり拒絶しないと、
人は平気で踏み込んでくる。

それを、私は身をもって学んだのだと思います。


ネガティブな記憶は「人生のヒント」

ネガティブな出来事は、
ただ思い出せばいいわけではありません。

✔ そのとき、どんな状態だったのか
✔ なぜ受け入れてしまったのか
✔ 何を我慢していたのか

そこに、
これからの人生を楽にするヒントが隠れています。


一人でやるのが、つらいときは

ただし――
この作業は、一人でやると苦しくなりやすいのも事実です。

感情が溢れて、
思考がぐるぐるして、
出口が見えなくなることもあります。

そんなときは、
誰かと一緒に、
安全なペースで整理していくほうがいい。

それが、私がお試しカウンセリングで
一番大切にしていることです。


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  • ネガティブな記憶を、どう扱えばいいかわからない

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そんな方のために、
「話すだけで終わらない」お試しカウンセリングをご用意しています。

無理に答えを出す必要はありません。
一緒に、ひとつずつ整理していきましょう