【第3話】自分責めをしている時、心の奥で起きていること

深層心理のイメージ

■ 自分責めが始まるとき、心と体に起きている反応

自分を責めているとき、
心や体にはどんな反応が起きているでしょうか。

ドキドキする
胸がざわつく
後悔が止まらない
頭の中で同じ場面を何度も繰り返してしまう

中には、
「なんであんなことしたの」と、
思わず頭をコンコンと叩きたくなるほど、
体まで痛めつけたくなる人もいます。


■ 脳は「危険」から守ろうとしている

そのとき脳では、
危険から身を守ろうとする働きによって
ストレスホルモンが分泌され、
心も体も緊張状態になります。

これは、
自分を守ろうとする自然な反応でもありますが、
同時に、自分自身を追い込んでしまう状態でもあります。


■ 自信をなくしたとき、傷つくのは心の奥の自分

実は、自信が持てないときや、
「ダメな自分だ」と感じているときほど、
心の奥にいるインナーチャイルドは、さらに傷ついています。

インナーチャイルドとは、
子どもの頃に感じた気持ちや記憶をそのまま持った、
心の奥にいる小さな自分のことです。


■ インナーチャイルドが本当に願っていること

この小さな自分は、

・できない私だけど愛してほしい
・ありのままを認めてほしい
・そのままでいたい

そう願っています。


■ 自分責めは、心の奥の自分を黙らせてしまう

けれど、表のあなたが
自分を責める言葉を向け続けると、
インナーチャイルドはさらに心を閉ざしてしまいます。

へそを曲げることもあるでしょう。

大人の自分が、

「自分責めをやめたい」
「自信を持とう」
「ありのままでいい」

そう頭で理解しようとしても、
心の奥では、

「どうせ。私はダメな私がいいんだもん」

と、拗ねた気持ちが残っていることもあります。


■ 自分責めが止まらない本当の理由

自分を責めるということは、
ありのままでいたいと願っている
心の奥の自分に、

「ありのままでは認められない」

と伝えてしまうことにもなります。

だから、
自分責めはやめようと思っても、
すぐには止まりません。

気づくと、また自分を責めてしまうのです。


■ 変わるために必要なのは、心との対話

だからこそ、
自分責めをやめるためには、

「本当はどんな自分でありたいの?」

と、内なる自分――つまりインナーチャイルドに
問いかけてあげることが、心の変化のきっかけになります。

変わりたいなら、
まずは心の声に気づくこと。

心の奥の自分が、大人のあなたを信頼できるようになると、
インナーチャイルドは少しずつ安心し、
変わる準備ができていきます。


では、
傷ついたインナーチャイルドが前向きになるためには、
どんな「対話」が必要なのでしょうか。

次の第4話では、
自分責めをやめるための
深層心理との向き合い方をお話しします。

変わる前に、
内なる自分(インナーチャイルド)との
大切な対話があるのです。

▼自分責め感情シリーズ読み物*【第4話】自分責めをやめるには、記憶の意味を見つめ直すこと|インナーチャイルドとの対話