■ 自分責めが始まるとき、心と体に起きている反応
自分を責めているとき、
心や体にはどんな反応が起きているでしょうか。
ドキドキする
胸がざわつく
後悔が止まらない
頭の中で同じ場面を何度も繰り返してしまう
中には、
「なんであんなことしたの」と、
思わず頭をコンコンと叩きたくなるほど、
体まで痛めつけたくなる人もいます。
■ 脳は「危険」から守ろうとしている
そのとき脳では、
危険から身を守ろうとする働きによって
ストレスホルモンが分泌され、
心も体も緊張状態になります。
これは、
自分を守ろうとする自然な反応でもありますが、
同時に、自分自身を追い込んでしまう状態でもあります。
■ 自信をなくしたとき、傷つくのは心の奥の自分
実は、自信が持てないときや、
「ダメな自分だ」と感じているときほど、
心の奥にいるインナーチャイルドは、さらに傷ついています。
インナーチャイルドとは、
子どもの頃に感じた気持ちや記憶をそのまま持った、
心の奥にいる小さな自分のことです。
■ インナーチャイルドが本当に願っていること
この小さな自分は、
・できない私だけど愛してほしい
・ありのままを認めてほしい
・そのままでいたい
そう願っています。
■ 自分責めは、心の奥の自分を黙らせてしまう
けれど、表のあなたが
自分を責める言葉を向け続けると、
インナーチャイルドはさらに心を閉ざしてしまいます。
へそを曲げることもあるでしょう。
大人の自分が、
「自分責めをやめたい」
「自信を持とう」
「ありのままでいい」
そう頭で理解しようとしても、
心の奥では、
「どうせ。私はダメな私がいいんだもん」
と、拗ねた気持ちが残っていることもあります。
■ 自分責めが止まらない本当の理由
自分を責めるということは、
ありのままでいたいと願っている
心の奥の自分に、
「ありのままでは認められない」
と伝えてしまうことにもなります。
だから、
自分責めはやめようと思っても、
すぐには止まりません。
気づくと、また自分を責めてしまうのです。
■ 変わるために必要なのは、心との対話
だからこそ、
自分責めをやめるためには、
「本当はどんな自分でありたいの?」
と、内なる自分――つまりインナーチャイルドに
問いかけてあげることが、心の変化のきっかけになります。
変わりたいなら、
まずは心の声に気づくこと。
心の奥の自分が、大人のあなたを信頼できるようになると、
インナーチャイルドは少しずつ安心し、
変わる準備ができていきます。
では、
傷ついたインナーチャイルドが前向きになるためには、
どんな「対話」が必要なのでしょうか。
次の第4話では、
自分責めをやめるための
深層心理との向き合い方をお話しします。
変わる前に、
内なる自分(インナーチャイルド)との
大切な対話があるのです。
