50代の暮らし

ADHDの方との仕事上の接し方

子供のクラスにADHDの子がいたりして発達障害と言われている方と接した事は過去にありますが、
仕事上での教育係になったのははじめてです。

ADHDの人と仕事をする上で気をつけていること

まず私がやっていることは、「観察」と言ったら表現が悪いですけど
よくその人の行動を見ることにしています。何らかのトラブルがあった場合にはフォローすることができます。
トラブルを未然に防ぐこともできます。

その中には「彼女の話をよく聞く」ことも大事にしています。

話については、彼女の言いたいことが頭の中でこんがらがっているらしく
即時にわかってあげられないことも多いです。

なので、具体的にもう一度やってみて、とかそのトラブルだと思っている所につれて行って教えてと
言うようにしています。(案外、何でもない事につまずいていたりしています)

それをやっているとこちらの作業も滞るし、時間が押してしまい焦ってしまいます。

私の目標は、彼女の生産性を上げてもらい会社(社会)の役に立つ人になってくれること、なので
試行錯誤ではありますが、彼女と仕事をやっています。

ADHDの女性の教育係として

具体的に指示を出す

優先順位がつけられないようです。なので、作業効率はとにかく低いです。
一生懸命やろうとする意欲は感じるので、具体的に何を最初にすればこの時間内に
終わるのかなど、細かなゴールや目標を設定して指示を出します。

私としてはゲーム感覚でやってみよう!と言っています。

この作業はこの時間内でと話していますが、
その辺を理解してくれているかどうか・・

どの作業も大事だけど優先順位があるということを何度も言っています。

頭でというより、体で覚えてもらう(習慣化)

彼女はメモをとったりの読み書きが苦手なようです。
私自身も実際に手を動かして作業を覚えてきたタイプなので
メモに頼らすに体で習得していくのも良いことだと思います。

その人のやり方を否定しない

幸いに、作業自体はペアでやる部署なので何か大変な事態にならない限り、
大々的に周りに迷惑をかけることはあまりありません。

作業自体は私がフォローすればすむことなので。

ADHDの方は衝動的になることもあり、こうだ!と思ったことに突き進んでしまい
今やっていることを放棄してしまうことがあります。

でも、なぜそうしようと思ったのか、彼女なりの理由があることも多いです。
失敗や作業が滞っても頭ごなしに責めたり叱ったりはしないようにしています。

ADHDの人は子供の頃から、否定されたり、叱られた経験が多いんだと思います。
やっぱり心は傷ついているみたいです。

大人が大人を大声で叱ったり、ミスをあからさまに責めたりしたら誰だって萎縮します。
そんな所を気をつけて、彼女の仕事をみています。

その人なりのマニュアルを尊重してみます。

意外にそちらのほうが効率がよかったり、
「え?そんなところが気になるの?」というくらい、私自身が気づかなかったところに
気づいたりしていことも多いです。

そういう場合は私も「長いものに巻かれろ」的にやってみることにしています。

そして、そうすると時間は短縮できるが経費がかかってしまったり
他部署との連携がうまくできなかったりと、弊害に気づいてもらうべく私が解説します。

そこで、納得をしてもらい、ちょうどよいところで折り合いをつけて
新たな作業動線をつくっていく、ということにしています。

やりやすさも大事ですから。

彼女が来てから私も効率や動線を考えるようになりました。

まとめ

彼女の仕事の意欲や自己肯定感を大切するようにしています。
小さい頃から周りから否定されることが多かったみたいで、
自信のなさもうかがえます。かと思うと、衝動的に強気で発言してきたりです。

接し方はまだまだ難しい面もありますが、私も勉強です。あー時間が欲しい。



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