子育ての思い出

6人子供の母が子育てしてきてちょっぴり後悔している、子供に教えればよかったこと

私には子供が6人。一番下の子が大学生で全員が成人しました。上は結婚して子供がいたり独身で働いていたりです。
最近、もっとこんなことを大切にして子育てすればよかったな・・と思っていることがあります。

    1. お金と時間の大切さを教えればよかった
    2. 健康と食べものの大切さを教えればよかった
    3. 自分で意思決定する大切さをおしえたらよかった

親だって成長過程。毎日毎日ご飯つくって食べさせるだけで精一杯だったのだけど

息子が反抗期だった時は小さい時もっと抱っこしてやればよかった。
話を聞いてあげればよかった。
受験勉強に身が入らない時は勉強の大切さを教えてくればよかった。
将来の夢を持たせてあげればよかった。など、その時々感じことがありました。

ああすればよかったと、自己嫌悪に陥ったものです。

やっと子供が成人しました。すると暮らしぶりが変化していき、その子その子の働き方、結婚、進路、いろいろ見ていると、また違った角度から、これをしっかり教えてやればよかったのかなと思うようになりました。

それが上の3つです。

1、お金と時間の大切さを教えればよかった

いつかは親から離れて自立しなければなりませんよね。これが子育ての最終目標です。

自立して生きていくにはある程度のお金が必要です。でもいつまでも親がなんとかしてくれると思っていると、給料入っても好きなことにばかり使ってその月くらし。いざ結婚したい、引っ越したいと思ってもお金の蓄えがなくてやりたい暮らしができない、って感じなんです。(息子A)

息子の父親(私の夫)は時間を会社に捧げてお金を得たくれてたわけです。それで学校に行くことができました。給食費を払ってもらい、部活の道具なんかも買ってもらえたのです。
父親が人生の時間を会社に捧げてくれたおかげです。親になるって(広い意味で)そういうことだと思うのです。

息子たちに今思うのは、自分たちの新居の家賃の支払いだって、大型テレビを買うのだって、そのお金もあなたの人生の時間を会社に捧げて得たお金なんだよね?っていうこと。

給料入ったからって新品のものに飛びついたり、流行物に飛びついたりで浪費しないで欲しいなと。見栄をはって後輩におごったりすることは卒業しましょう。

お金を稼ぐ力と蓄える力。無駄使いしない貯める力。そんな力が人生には必要なことを教えてくればよかったなーと今思っています。

 

だからといって苦しくなる我慢や節約はして欲しくないので、何にお金を入れ込むか、何に自分の時間を注ぎ込むか、自分で考えられるようになること大事です。
お金も時間もどちらも有限なのですからね。

2、健康と食べものの大切さを教えればよかった

健康こそ一番の財産です。健康な体でないと仕事に精を出せません。
ということは入ってくるお金は少ないですよね。

自分の体を作っているのは、食べ物や生活習慣です。子供が小さい時は頑張ってやってきたつもりなのですが、今彼らは自由に飲み食い、夜更かしし放題です。

体が不健康だと漠然とした不安とか、イライラがあったりと心も不健康になりますよね。

昔の職場に甘いお菓子が大好きで、休憩中は炭酸飲料をお茶替わりに飲んでいるオバサン社員がいました。私の朝ごはんはミ●ドのドーナツなんだーと豪語して昼食に菓子パンを食べていました。ある日ラスクを食べていて歯がポキッとおれました。

その人は野菜が嫌いで食べなくても困っていないと言っていました。

でもやたらと、疲れた疲れたやってられないって言うのが口癖でした。人の些細なミスに一人でプッツンして、何日もネチネチ言うので嫌われていました。今でいう、砂糖依存症、栄養不足の人だったと思っています。砂糖の摂り過ぎはキレやすいと昔から言われていて、あながち嘘ではないと思うのですよ。

わが子も、成人して口出しするのもナンだからと好きにさせたら、自由に使えるお金があるものだから、夜食用にカップラーメン買ってきて休み前の夜中にゲームしながら食べたりするようになっていました。たまにだからいいかと黙認して、ほどほどにねとたまに言ってみるも、馬耳東風です。

歳をとって寝不足で仕事でミスをし、周りに迷惑かけたとか、病気をして仕事ができなくなったとか、無理が効かないからだになってから気づく健康のありがたさ。そして生活習慣、食習慣の大切さを知るんだろうなと思うと、それこそ気づけない時間がもったいない。気づくの今でしょ。

ああちゃんと本当に体にいい食習慣を身につけさせとけばよかった。
「食べたものが、自分をつくっている(心も体も)」これは本当に本当に、大事です。

3、自分で意思決定する大切さを教えてくればよかった

自分が会社員になるのか、商売をするのか、どこの会社でどんな仕事をしてお金を得るのか。学校はどこに行くのか、この人と結婚するのか、しないのか。どこに住むのか?
1,2,3は繋がっているんだけど、親がなんとか助けてくれるだろうとか、先生の言うとおりにしたらいいと思っているといつまでも自己決定しないのです。

私は、子供が失敗した時にお母さんがこうすれば良いって言ったじゃん、だけどダメだったじゃんなんて言われるのが一番イヤですね。面と向かって言われたことはないけど、受験の時とか、結構口をはさんでしまった汗。

私立はお金かかるからダメとか(これは本心。だから県立合格するための起爆剤になったといい方にとらえている^^)県立落ちたら働いてもらうからねとかほどんど脅してました。汗

あの学校は遠いよ?朝起きれる?とか?、制服ダサいよねとか・・イロイロ。

それでも行く学校は本人が決めたのでよかったのだけど。

つまりは、子供を信じられないとき、親はあれこれ言いたくなります!

(あなたの事を思って言っているのよ)これが一番毒ですね。子供の自立には何の役にも立たない押しつけだと思います。

要するに、仕事にしても結婚生活にしても、人間関係でも親子や恋人関係でも。

相手に自分を幸せにしてもらおうと求めても、それは難しいということです。

自分の体や自分の未来。自分を大切に扱えない人には他者を大切に扱う余裕なんてありません。

今のヨロコビやラクすることばかりに目を向けるのではなくて。未来を見据えて意思を決定して行動していって欲しいなと思います。未来に苦労したり、足りなくて困ったり(お金・時間)、かけがえのないものを失ったりして、あいつのせいだと思って欲しくないし、かといって悪いことが起きた時、自分が悪いんだと自分を責めても欲しくないですね。

 

まとめ

お金も大事、健康も大事。
だけど、自分の人生を自分で決めて行動して来た人が「自分は幸福だ」と感じていると統計に出ているそうです。自分の人生に責任を持つ。他人任せで手に入れたものは、それなりってわけですね。今からでも間に合うなら、この3つを親として教えていきたいです。


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