怒りはエネルギー
怒りを
「悪いもの」「感じてはいけないもの」
だと思っていると、
その感情は行き場を失って、
ふつふつと体の中に溜まっていきます。
表に出せない怒りほど、
あとから自分を苦しめるものはありません。
とはいえ、
いつも感情的に怒りをぶつけている人が
好かれないのも事実です。
だからこそ大切なのは、
怒りをなくすことではなく、向け先を変えること。
怒りには、人を動かす力がある
怒りという感情には、
とても大きなエネルギーがあります。
人は、
・怒られたとき
・恥をかかされたとき
・否定されたとき
・嫌われたと感じたとき
相手に対して怒りを感じることもあれば、
自分自身に向かって怒りが湧くこともあります。
たとえば、
恋人にこんなふうに言われたらどうでしょう。
「あなたの足、臭い。
正直、もう無理」
とても傷つきますよね。
悔しくて、悲しくて、泣いてしまうかもしれません。
でもその出来事がきっかけで、
「自分の体が、人に不快感を与えていたんだ」
と初めて気づくこともあります。
そして、
・消臭靴下を買う
・ケア用品を使う
・清潔に気を配るようになる
そんな行動につながるかもしれません。
次に誰かを好きになったとき、
以前よりずっと丁寧に
自分を扱えるようになっているかもしれないのです。
「見返してやる」は、原動力になる
昔、
太っていることを理由に振られた女の子が、
ダイエットに成功する番組がありましたね。
本人は
「ダイエットの神が降りてきた」
と言っていましたが、
実際にはそこに、
「見返してやる」
「このままの自分じゃ終われない」
という大きな怒りがあったのだと思います。
それは
他人への怒りでもあり、
自分自身への怒りでもあったのでしょう。
怒りは、変わるためのエネルギー
もし、
・足が臭いと言われなかったら
・太っていると指摘されなかったら
自分の体に目を向けることは
なかったかもしれません。
傷ついたからこそ、
怒りが湧いたからこそ、
人は変わることができた。
この世に、
100%悪い感情なんて存在しません。
怒りの向きを変える
「あいつより上に行ってやる」
「見返してやる」
「もっと素敵な人と出会ってやる」
こうした思いも、
怒りのエネルギーが形を変えたものです。
大切なのは、
そのエネルギーを
仕返しや破壊に使わないこと。
わら人形を作って呪う必要はありません(笑)
怒りのエネルギーは膨大です。
だからこそ、
誰かを傷つけるためではなく、
自分の人生を前に進めるために使う。
それができたとき、
怒りは人生を変える原動力になります。
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