60代のこんなコトあんなコト

病気は心からのお知らせだ

入院手術のため明日から長期の休みをとられるF川さん。

F川さんの仕事上がりに間に合うように、途中、やっつけで作業をやって
控え室にあわてて戻りました。

ちょっと挨拶をしたかったからです。

F川さん、年末年始にむけての発注を完璧に
済ませてあり、いつも仕事熱心。

簡単な引き継ぎをして
あとはよろしくと言われました。

「これで最後になるだろうから」なんて
らしくない、弱気の言葉が。

いやいや、元気に戻ってきてくださいよ!
と言いましたが、

人は病気になると、弱気な言葉を
発してしまうようです。

というか、気が弱るから病気を呼んでしまうのかもしれません。

卵が先がにわとりが先かになってしまうけど、
心と体は表裏一体で瞬時に入れ替わるのだと思います。

病気は今のままの価値観で生きていってはダメだよーって潜在意識からのお知らせでしょうか。

F川さんは、真面目で頑張り屋。堅物。頑固な面もあって、
お顔もちょっと眉間にしわがあり、近寄りがたい印象。
有給休暇も取られない方なので(取ってくださいと人事から怒られてた)
この際ゆっくり休養して欲しいです。

ところで人の「悩み」というのは、
「悩みはじめた」と同時に、
すでに「答え」も存在している、といいます。

ただ、その答えがどこにあるのかわからないから
もがいたり、夜も眠れないほどの
苦しみが続いてしまうのですね。

なにか困ったことが起こったら
むやみに答えを探すのではなく

流れに身を任せるほうが
自然と答えの方からやってきて
ピンとひらめいたりするものです。

F川さんには、自分を信じて
現代の医療技術を信じて
乗り越えて欲しい。

私たちが人生で経験する出来事に
無駄なことは起こっていないと言います。

(F川さんに、良きことが雪崩のごとく
起こります

「お疲れ様」と出て行かれるF川さんに
控え室の中から私は心の中で唱えたのでした。

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