60代のこんなコトあんなコト

暗いニュースに落ち込んでしまう人は

お正月からつらいことが起ってしまいました。世界でも
争いごとが起っていて、心が痛みます。

ネガティブなニュースを観すぎない

もうすぐ出産を迎える社員さんの話です。
テレビで流れてくるニュースを観るたびに
こわくて、悲しくて、今度は自分も同じ目に・・と不安になるそうです。
妊娠中はホルモンバランスが崩れ安く、不安になったり
悲しくなったり、イライラしやすいです。

考えすぎないこと

そんな時に見聞きしてしまう悲惨なニュース。テレビの画面の中の映像に
ますます、涙が出るほど心が揺さぶられてしまったんですね。

心配ごとや悩みがある時はどうしてもネガティブなニュースに敏感になります。

ネガティブなことを思考している脳が、つらく悲しいニュースを
引き寄せてしまいます。

どういうことかというと。
楽しいことや、うれしい出来事は、脳が「盲点」をつくってしまって
思い出せなくなったり、感じなくなってしまったんです。

テレビを通してみた状況でも、衝撃が大きいほど記憶に大量に刻まれます。
脳内で何度も、何度も、リフレインされて
不安や苦痛が寝ても起きても襲いかかります。

また、不幸が不幸を呼ぶと言うように、気にしない気にしないと思っていること自体、
「そのこと」をずっと考えていることになります。

さらに身近な出来事でも悪い方に捉えてしまって、ネガティブ思考のドツボに。
「次は自分の番かも」と不安で夜も眠れなくなります。
すでに自分も同じ状況の中にいるような気持ちになってしまいます。

その優しさを自分自身に還元して

そうやって、自分の事のように、不安になってしまうのは
それだけ、繊細で心優しい人だからです。人の苦しみを自分事のように感じてしまうのは
その人の心の柔らかさ。人の痛みがわかる人です。

世界で今なにが起きているのか。誰が心身共に傷つき、誰が助けを求めているのかわかる人です。

とは言っても、毎回毎回自分事のように悲しんで、不安になっていたのでは身が持ちません。

妊婦さんでも、そうでなくても、ネガティブなニュースは観すぎないようにしましょう。
自分から遠ざけましょう。

被害に遭われた方やお身内の方はお気の毒です。
どうか一日も早いお立ち直りをと願っております。

そして被害に遭われた方、家がなくなり寒さに震えている方に
また明日がやって来ることを、祈るしかないと私は思っています。

遠い地に暮らしている自分が
変わりない日常を迎えられることに感謝する。

妊婦の社員さんには、
「きっと、妊婦さんもいらっしゃったでしょう。地震でゆれた時
陣痛で苦しんでいた方もいるでしょう。近いうちに出産予定日で不安な日々を送られている方もいるでしょう」

「その方達の分も自分は安心なお産を迎えられるように、日々を過ごす妊婦さんであればよいのでは?」という話をしました。

今の恵まれた環境に感謝して、毎日を大切に過ごすそれしかないと思います。

どうしても今何かしたい!と思うなら、募金をしてはどうでしょう。自分が安心出来る何かをやってみてほしいです。

まずは、昨日とおなじ何気ない毎日が送れている自分に、感謝ですね。

感謝することを思い出させてくれた方々に、一日でも早く安寧な日常が戻ってきますように!

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