キャットフードには塩分が含まれているのに、猫に塩分はダメ!という風潮があるようですね。
人間の食べ物はやってはダメってなっているようです。
手作りごはんで味噌汁を少し・・と言おうものなら
猫は汗をかかないから。腎臓に負担がかかるから塩分は必要ないのでは?と
思われている方多いですね。
もちろん私も塩分はダメなんだーと思っていた一人ですけど。
猫に塩分を悪者にしないで
栄養素がバラバラに体内で作用しているのではないです。相乗効果で作用しあって結びついて体の中に運ばれるんです。
仮に塩分を摂ったとしても肉や魚に含まれるたんぱく質が塩分を排出させる働きを持っています。
野菜には、体内の過剰な塩分を排出するカリウムが多く含まれているものがあります。
私たち人間は塩っ辛いものを食べたら喉が渇きますよね。
カリウムと水分を摂ることで、体内の塩分を水分と一緒に尿として排出する役目があります。
猫も同じで、いくら肉食でも野菜と塩分摂取がゼロでいいわけではないんですね。
私は初めて購入したドライのキャットフードは試食するんですが、市販のキャットフードのほうが塩気を感じます。
手作りごはんより市販のキャットフードのほうが塩分多いですよ。キャットフードは小さな一粒に栄養が凝縮されているからなんですね。
手作りごはんにすると水分を自然と摂取しているのでおしっこの量が増えます。ということは、塩分も自然に体外に出るんですね。
猫に塩分は絶対ダメと決めつけるのではなく、塩分が少なくても生きていけるんだくらい覚えておけば良い様ですよ。
何事もバランスの問題ということですね。
※猫の手作りごはんは勉強中です。もし与えられる場合は書籍を参考にして飼い主様の責任の元お与えくださいますようお願いします。
過剰なナトリウム(塩分)を体内から出すも
肉やお魚からナトリウムは自然と摂取できるようになっているんです。だから肉や魚を食べている猫は、塩分が「足りない」訳ではないです。
鶏肉の筋肉付近やハツ(心臓)にはナトリウムが含まれています。結構好物のネコちゃん多いんじゃないでしょうか。
猫が自分で狩りをするとしたら、鳥の内臓から食べるそうです。
サバンナに住む肉食動物も草食動物の内臓から食べますよね。自分に必要な栄養素が含まれている部位をよく知っているんですね。
また、猫の祖先はもとは砂漠に住んでいたので、水分摂取が少なくおしっこが濃縮されるんですね。
だから塩分の多いフードを摂ると腎臓がフル回転してしまい負担がかかるんだそうです。
でも、腎臓に負担がかかっているのは、おしっこが少ないからなのでは?
例えば100gの食塩を100ccの水に溶かすのと、100gの食塩を1リットルの水に溶かすとしたらどちらがラクに食塩を解かすことができるか、と問われれば後者ですよね。
水が少なければ、溶かすことが難しいです。解けなかった食塩は残ります。このように考えたら水分が多いほうが負担は少ないですよね。
猫のNG食材の情報の嘘に振りまわれている飼い主さまへ
私たちって、ネガティブ情報に敏感なんです。知らない情報ほど、なぜそうなのか?本当なの?どうしてって?考えないことがあります。
私たちは、いろんな情報が多すぎて、猫の食についてもどれが本当なのかわからなくなっています。
A情報でもA情報が正しいかというと、違うと思ったほうがいいかもです。情報量が多いので「たくさんの人」がAは正しいと言っているようにあなたも錯覚してきたんです。
流行も情報も、意図があってつくられていますから正しいか間違っているかで判断すると、客観的にみたら偏った選択をしている可能性があるんですね。
それに時代の流れで悪が善に変わっていることがイロイロとあります。人は状況によっても感情が変わります。
今の自分に必要か?そうでないか?善・悪以外の判断で自分に取り入れるといいと思いますよ。
A情報が流れている時はどこかに対極であるB情報も流れているものです。何事も試してみることって大事です!
猫がかかりやすい病気と養生食を考えてみた
昨日揚げ油をピチャピチャ舐めていた猫ですが、
くっさい下痢便をして少し体が軽くなったのか、夜中は部屋が暗い中、母ちゃんと二人ぼっちでミニ運動会となりました。
猫って夜中って目の輝きが昼間と違うんですよねー。
動きも昼間より機敏です。そんな暗がりでよく見えるなあと感心します。15分ほどシャカシャカで遊んでお互いに疲れた末、寝ました。
昨日の夜ごはんは水分ばかりの人間でいえば離乳食みたいなものでした。
ところで人間の赤ちゃんが下痢をした時の養生食は?
はい。便の固さと同じにします!
べちゃべちゃの下痢だったら食べるものも水分多めのべちゃべちゃに潰したもの。お粥状のものとか。
便に形が出てきたら、同じくらいの固形のものを食べさせます。
猫も一緒だと思って、夕べは水分多めのべちゃべちゃしたものをいつもより減らしてつくりました。
そういうわけで、夜中からお腹が減っていたようで、あたくし給仕係りが朝リビングのドアを開けると待ち構えていました。
待っている姿はかわいいけど、給仕係りは人間のお弁当作りで忙しいんです。。。待て待て。
今日の朝食は、シイラのお魚でごはんです。
シイラは高タンパク質低脂肪なので消化がいいです。幅広い味付けができて美味しいです。油とよく合います(人間のごはんのことですよ)
猫様向けに、シイラとアスパラの芽のところと白菜を茹で、「元気一番」のふりかけを混ぜ込んで、うずらの卵を割ってあげました。
つゆだくなので、ちょっとだけ天然塩を(耳かきくらいかなあ)入れました。
猫は肉食動物なので、肉(魚)を8割方と野菜を2割くらい。時々人間の小指の爪くらいの白飯を柔らかく煮ることもあります。
本当はあふれるくらいつゆだくで、替え玉(博多のラーメン)ならぬ「替えスープ」でスープを途中で注ぎ足したりします。
写真のあと、キッチンばさみで潰し気味に細かくしました。
※猫の手作りごはんは勉強中です。もし与えられる場合は書籍を参考にして飼い主様の責任の元お与えくださいますようお願いします。