猫くらし

猫が揚げ油を飲んだ時の応急処置の体験談と体に付いた油の落とし方

猫は油が大好きって知っていますか?

キッチンで揚げ物をした油を冷ますため放置したまま忘れていると、目を離した隙に猫がピチャピチャと舐めてしまうことがありますよ!

万が一猫が油を舐めてしまった時、飼い主は何をしたらいいでのでしょうか。猫はどうなるんでしょうか。私の体験談です。



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最近、テーブルからキッチンカウンターに飛び移るようになって対策を練っていたところなんですよねー。

子猫だからまだいいかなと思っていても昨日できなかったジャンプが今日はできるようになっていたりと、油断大敵ですね。

猫が食用油をなめた時獣医に連れて行ったほうがいいか

かかりつけの獣医さんに電話で相談したところ、「食用油なら飲んだ量にもよりますが急にどうこうなるということは無い」とのこと。

心配ならつれて来てください、だったのですが、ウチの子はキャリーバッグに慣れていなくて猫も飼い主もストレスになるので避けたい。

それで様子をみることにしました。

油を飲んだ猫はどうなるか?

人間でも食用油を摂りすぎると、便がゆるくなることがありますよね。猫も個体によっては下痢嘔吐をします。

下痢も嘔吐も症状がひどいと脱水になるので、猫の様子をよく観察して心配ならすぐにお医者さんにみてもらったほうがいいです。

うちの子はしばらく、お腹がもたれているのか、動きが鈍くなって疲れた感じにみえました。ぐったりではないですけど、気だるくまどろんでいました。
数時間後、下痢しました。

猫の体に油がついて被毛がベタベタで臭い、落としたほうがいい?

使用した揚げ油を舐めたので(ピチャピチャと飲んでいた!)口からはから揚げのニオイがプンプンします。
さらに毛づくろいするので増々体中から油のニオイがして体はテカテカします。
部屋中ベタベタ、油臭くなるんですよ。お掃除も大変です。

外に出歩く猫ちゃんだと体に有害な油を体につけて帰ってくることがあるんだそうです。
例えば車のガソリンのニオイをつけて帰ってきたり、
工場の油をべったりつけて帰ってくることもあるようです。

体に有害な油は速やかに取ってあげたほうがいいです。
体についた油は被毛があるのですぐには皮膚にまで到達しませんが、
それでも早いに越したことがありません。

今回わが家の猫は食用油でした。有害ではありませんので慌てて落とす必要はありません。
それより、嘔吐、下痢と、下痢による脱水に気をつけてあげましょう。

猫の体についた有害な油を落とす方法

有害な場合も記しておきますね。
有害な場合はできるだけ早くキレイにしてあげたほうがいいです。

①猫が油の海にどっぷりつかったように油まみれでギトギトベタベタしている時は、小麦粉などの粉類を体にまぶすと、粉が油を吸収してくれます。

そのあとは台所用の中性洗剤を薄めて体を洗ってあげるとよいです。
この時人間用のシャンプーは猫には刺激が強いのでやめてくださいね。

②もう一つの方法は、油は油で落とします。メイク落しと同じ原理ですね。
この場合は、ベビーオイルや食用油をキッチンペーパーなどに染み込ませて油をふき取ります。

その後は同じ様に、中性洗剤を薄めて被毛をあらってあげます。

体についた油は台所用中性洗剤を薄めたもので洗ってあげます。

工業用の油の場合は食用油やベビーオイルで一旦拭いて、台所用中性洗剤を薄めたもので洗ってあげる。

お風呂嫌いな子や油のニオイがきつくて、ベタベタが取れない場合は毛を刈ってあげるのも得策です。この場合は風邪をひかないように!

【須崎恭彦獣医師監修】マジカルシャンビッグサイズ1L/詰替え用 【犬猫の無添加シャンプー】P19May15

しかし、この方法はべっとりついた油だと一度では取れないのでお風呂嫌いの猫ちゃんに何度もやるとストレスになります。

③なのでどうしても油がとれない。有害な油を体から落とす場合は猫ちゃんの「毛を刈る」のがいいようです。

時間とともに被毛が固まって束のようになるので、可愛そうですが一番手っ取りばやく体について油をとる方法は「毛を刈ること」です。

でもやはり獣医師さんに診てもらうのが一番いいです。

 

まとめ

猫は油が大好きです!油断も隙もないので、料理の後の油には気をつけましょうね。

実は、ウチに猫が揚げ油を飲んだのは、一度だけではありません(恥)2回目は嘔吐されました。

もう、これは学習していない人間が悪いというわけで、「揚げ油の鍋にはフタをする」です。
ところが猫にとって鍋のフタをずらすのはカンタンです。外して口をつけようとしたので、あわてて鍋ごと電子レンジの中に隠して人間は食事の時間となりました。
3度目があったとしたら、キッチンはDIYして出禁です。

猫が食用油飲んだら下痢や嘔吐に気をつけます。
様子がおかしければ速やかに獣医さんへ。
体の油汚れは猫ちゃんのストレスを考えてキレイにしてあげてください。

有害な油は即獣医さんへ。

 

 

油をなめた猫
人間も不注意だけど「心配かけないで~~」

 

 



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