50代の暮らし

つわりや陣痛はなぜあんなに酷いのでしょう

引き続きつわりが酷い社員さんの話。
今日仕事中にすれ違いました。にこにこして連れの先輩社員さんと談笑しながら
歩いていて、気分がよくなった様です。よかった~~!!!

自分の体の変化についていけない妊娠

先日彼女には「母性健康管理指導事項連絡カード」というものがあるよ。と教えてあげました。

妊産婦の方が医師等から通勤緩和や休憩などの指導を受けた場合、その指導内容を事業主の方に的確に伝えることができます。そして働き方を改善してもらうためのカードです。

後日「昨日は休みだったので丸一日のんびりしていました。まだ産婦人科には行ってないけど、あのカードがあるとわかって気持ちがラクになりました。教えてくれてありがとうございました」

マスクをしているので目元しかわからないけど、あきらかに元気な声で
目が輝いていました。
やっぱり、つわりって精神的なことが影響するんですね。

ところでつわりの酷さは人それぞれです。

つわりには種類があります

昔はつわりといえば、吐く、ムカムカする、えずく、くらいでしたが
現在では
「吐きづわり」・・・吐く、吐き気がする
「ニオイづわり」・・においに敏感なる
「食べづわり」・・・何か食べないと気持ち悪い
「眠気づわり」・・・やたらと眠たい
「よだれづわり」・・唾を飲み込めず口の中がよだれでいっぱいになる

など細かく分かれているんです。

そしてわかっていることは一つ。どのつわりも、ひどいと気分が悪くなって吐いてしまう!ということです。

他にもイライラしたり、頭痛、腰痛が出てきたりと体は大変なことになっています。

自分のつわりを思い出してみると、全部当てはまっていたと思います。

お産自体も大変で命がけですが、つわりも相当つらいものがあります。
二日酔いとか、乗り物酔いの吐き気レベルではない。

ひどいつわりで受診しても「ホルモンバランスの変化」と言われるだけで
点滴するくらいしか対処療法がないのです。

ただつわりが収まる日がくることを希望に過ごすしかない。

つわりが酷いとお産がラクは気休め?

私の時は姑や経産婦から「つわりがひどいと、お産がラクだから」と今になっては
何の根拠もない励ましで乗り越えたように思い出します。

つわりというつらい時期を乗り越えるために 希望を持たせるしか
乗り越える術はないからなのかもしれません。

ただ、考えようによっては、
吐き気や眠気があるということは、無理せず体を休ませなさいという
体からのお知らせだと思えばいいと思います。

つわりがないと、知らず知らずのうちに体に負担をかけて無理をしてしまうからです。
つわりが酷いのは、流産を防ぐための体の反応だと聞いたことがあります。つわりが落ち着つく頃ちょうど安定期に入りますもんね。

陣痛がひどいのはなぜ

陣痛という、あの痛みがあるのも理由があるそうです。

ちょっとした腹痛に毛が生えたくらいの痛みだと下痢と勘違いしてしまい困るからだそうです。

ちょっと力をいれてトイレや、もしくは歩いている最中に、あの大きなものを産み落としてしまわない様、

そうならないように、あれだけの酷い痛みが波のように襲ってくるから「陣痛だ!!!」「今まで経験したことのない痛みだぞ」「産まれるぞ」とわかるようになっているんだとか。

なんとなく、わかる気がします。

産む時、おなかに力を入れてイキむのではなくて、
「大便をするようにお尻の穴に力を入れて!!」って助産師さんから
声かけてもらった記憶があります。

おぎゃーと産まれたものの、え?もしかして私ンコもらしてない?って
一瞬不安になるくらい、産んだのかンコしたのか区別がつきませんでしたね。

ただ、ぷーんとニオイはしなかったので、漏らしてはいないと自分で自分を安心させました。もう30年以上も昔のこと、覚えているもんです。

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