50代の暮らし

つくしの苦味は花粉症予防に効果的~下処理と佃煮のつくり方

なんとわが家の庭には
つくしが生えます。

子供の時は土手や空き地に行って採っていましたが
家に持ち帰ったあとの、ハカマ取りは逃げてました。

大人になりつくしの栄養を知り
意外にスーパー食材なので
びっくりしました。

子供たちが好き勝手に集めたつくしのハカマを、
指先を汚しながら取って料理してくれた母に感謝です。


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つくしの下処理はハカマ取りとあく抜き

まず、ハカマをとります。これがなかなか根気のいる作業でして。。

 

一番下は成長開き過ぎ。
苦味が苦手な人は食べやすいのですが、茎はスジばって

います。

胞子がやや開いているもの、個人的にはこれくらい開いたものが苦味があって好きです。

胞子(頭の部分)がやや開いていると、
緑色の胞子が部屋中に飛び散ります。

一本に3~4箇所ハカマがついていますので
つくしを持ってハカマの部分をつまみ
くるりと回すと、ハカマが剥けます。

 

実家の母は茹でこぼして
下準備していました。

山菜のあく抜きには重曹が使われることがありますが、
うちは、胞子が開き気味のアクの少ないつくしを
使うことが多いので、重曹はつかったことはないです。

母に習って下準備は重曹処理はせずに、茹でこぼすだけです。



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つくしの栄養はデトックス作用があります

胞子(頭の部分)につくし独特の苦みが含まれています。
春さきに採れる野菜は、冬場、体内に溜め込んだ毒素を排出する働きがあると言われていて、

冬場食べ過ぎて体内に溜まった脂肪を分解すると言われています。

つくしは色も地味ですが、とても栄養があるんですよ。

ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、鉄
そして、食物繊維も豊富です。

利尿作用があり、むくみにいいと言われています。
つくしが育つと「スギナ」になるのですが、スギナ茶も利尿効果が高いとされています。

つくしは花粉症をやわらげる効果が?

私の母は昔、胞子の苦味が、「鼻風邪にいいから」と言っていました。
だから、子供が採ってきたつくしのはかまを
億劫がらずに取って食べさせてくれたんだと思います。

近年、つくしは花粉症予防にいいとよく聞く様になりました。

つくしの胞子のところに多く含まれている、
「コハク酸」は抗アレルギーの効果があり、

かゆみや炎症を抑える効果があると発表されています。

季節の変り目の風邪や花粉症で鼻の粘膜が荒れたり
腫れたりする方には、何かしらいいのでしょうね。

私もつくしにはビタミンCが豊富と聞いて
小学校入学前の緊張からか、
風邪をひきやすい子供たちに
せっせとつくしを料理していました。

子供たちは胞子が開いたほうが食べやすいので
特に効果があった記憶はありませんけど・・。

つくしは冷凍保存ができます

つくしの時期はあっという間に終わりますね。

つくし取りは楽しいのですがとたくさん採ると、ハカマとりが面倒です。
しかも苦労してハカマとった割にはカサが減ってしまうんです。

茹でて下茹でしたら、絞って小分けにして
ラップに包み、チャック式の袋に入れて
冷凍保存できます。

夏や秋~冬の季節に、思いがけなく
つくし料理を食べることができます。

おすすめつくしの料理

褐色に煮詰めた、甘めの味がわが家の定番です。
卵焼きの具にも利用できます。

下茹でしたつくし、醤油、砂糖、みりん
を入れて煮詰めるだけ(焦がさないように)

あとは、卵とじも美味しいです。

 

まとめ

子供達が庭先や田んぼのあぜから

スーパーの袋いっぱいに採っていたつくしですが、

いまでは誰もつくしに興味がなく、

いつのことになるかわからない、孫に夢を託して

お一人様分のつくしのハカマとり~料理をしました。

一度に大量に採ると、ハカマとりが大面倒です。ね。



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