残念ですが、
子供が生まれたからってオトコは自動的にイクメンにはなりません。
結婚して母親になると毎日が「人にしてあげること」ばかりで疲れますね。
もう少し家事や育児に協力してくれるダンナだったら・・。
TVや雑誌でタレントさんのイクメン話を見聞きすると、
どこか違うんだろう?と考えてしまいませんか?
イクメン男性と結婚した女性が羨ましくなりますね。
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男性脳を理解しよう
オトコっていうのは、太古の時代から狩りをするのが得意なんです。
外で危険を冒しながらも、狩りで得た獲物を持ち帰り妻子に食べさせる。
それがステイタスだったんですね。
現代でいえば仕事=稼ぐことが得意と言えますね
逆に女性というのは、小さなものを守り、
育んでいくことができるのです。
女性が感情で物事を判断するのに長けているから。
それは人の気持ちを察したり小さな変化にも敏感だということで、
子供の急な発熱に気づいたりできるんですよ。
夜中に子供がコホンと言っただけで目が覚めたりしませんか?
男性は子供が熱があるのに気づかず留守番して遊んでくれたのはいいけど、
奥さんに後になって「それくらい気づいてよ!」と怒られるくらい鈍感な人もいるんです。
現代ではいろんな価値観があるので、
夫婦や親としての在り方が一概に「こうだ」って言えなくなったけど、
潜在的に深く深く「男とはこういうものだ」と
心に刻み込まれてきた親から私たちは育てられたんですね。
夫が妻に協力してくれないのはなぜ
それはあなたからのコミュニケーション不足からです。
男性は女性と同じように弱いものの気持ちを察したり、
人の気持ちを察することって得意ではないのに、
(これくらいやってくれても当然よねとか)
(私だって大変なんだから)
と自分の気持ちを基準にして相手を判断しているんですね。
これって自分の考えや価値観を正しいと思っていることで、
相手の気持ちや価値観を否定していることになるんです。
でも、やって欲しいこととか奥さんが今何を考えているのか旦那さんは
超能力者でもないのでわかるわけないんです。
一緒に何十年いてもわかってくれないなら、
あなたが相手がわかってくれるような会話をしていないはずなんです。
あなたは(夫として)こうあるべきよね、
と決めつけてそこで会話をストップしてきたからなんですね。
あなたも超能力者ではないので、
あなたが「手伝って欲しいこと」「自分が何に困っているか」は、具体的に言葉で伝えないと相手は「わからない」のです。
夫がイクメンになれない理由
子育てと家事は密接に関係しているので、
やるべきことがたくさんあるところへ、
突然イレギュラーなことがあるのが子育てだからです。
急な発熱とかありますよね。
もしあなたがもっと家事や子育てに協力する夫でいてほしいなあと思っているなら、
その時その時でやって欲しいことをお願いするのが最初の一歩だと思います。
無関心とか何もやってくれないのではなくて、
「何をやっていいのか」わからないだけです。
むしろそんな旦那さんはあなたの主婦業と母業を尊敬しているから、
仕事を奪わないようにしているとも言えます。
漠然と旦那さんにイクメンを求めるより、具体的にいつ、
何を、どんなふうに、やってくれたら、どんな結果が待っているかを伝えるのがいいです。
どうしてほしいのか、今なにに困っているかをキチンと言っていくことが大事なんですよ。
男性は具体的に時間とか数字で示されたほうが納得することがあります。
そして、やってくれたおかげでどれだけ助かったか、
ベタですけど感謝の言葉をオーバーに伝えたり、
子供と一緒に喜んでいる姿を見せるのが一番いいです。
妻の欲求の度合いでイクメンかどうかを決めていたのです
結婚生活も子育てもわかり合うと楽しくなる
ところで、私たちはわからないことを必死で理解しようとする時や苦手なことをやっている時って、
ものすごいストレスを受けているそうです。
それは何をやったらいいのかわからない夫にも言えることですが、
日々子育てや家事におわれているあなた自身が既にそうなんです。
あなたが私が書いた、上の文章で「女性は子育てが得意」と書かれていて決めつけられているようで嫌なように、
夫も妻からイクメンじゃないと決めつけられるのも心外でしょう。
お互いが上手に、気持ちよく一日が流れていくかをわかり合えたらいいですよね。
結婚というステージで、夫婦が同じことを経験することでお互いの大変さがわかるもの事実です。
それが結婚や子育ての醍醐味でもありますし、
共働きの大変さや子供の反抗期を乗り越えるなど、
夫婦のコミュニケーションが広がっていくと夫として父親として妻に協力する出番が
たくさんあることに気づいてくれます。
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