50代の暮らし

過去の出来事に苦しむ時は

過去を振り返るのが怖い人がいます。傷ついた体験があったり、トラウマのせいですね。

過去の出来事は苦しむために起きたのではない

でも、未来に何かを成し遂げたいとか、手に入れたいものがあるなど、欲しいものが明確であるなら、過去を思い出したほうがいいのです。

なぜなら、今この瞬間も1秒後には過去になり、1秒前の過去の記憶として残ります。人生はそのように積み重なっていて、過去には現在の情報がたくさんあるからです。

人生はゆるやかなループを描いて昇っていっています。

同じ情景にみえて停滞しているように感じても、上のステージに来ているものです。人生は螺旋階段のように上っていっているからです。

だから未来と思っていたものも、すぐに過去となります。過去がまた戻ってきたかのように未来をつくっていくのです。

トラウマがあるからこそあなたが変わるチャンス

過去を封印するということは、未来への宝さえも無いものとすることです。未来をつくり出すエネルギーが小さくなるのです。

過去は人生の土台です。

自分は人より長けていることも、優れていることも何もないと思ってみるのと、子供の頃はあれが好きだった、友達から褒められた、スゴイって言われたことがある・・。つらいトラウマに焦点をあてるのではなくポジティブな思い出を思い出してみてください。

いい思い出なんて「無い」と思考すると、姿、形も、思い出すこともできません。「有る」と思考すると、イメージしたり感じることができるのです。

思い切って過去を思い出してみませんか?

未来に欲しいものを手に入れるためのヒントは、過去にザクザクとお宝のようにあるのです。

過去を否定するとは未来を否定することと同じなので、勿体ないです。

現在、毎日が退屈だと思っているなら、自分は何の役にも立たない人間じゃないのかと自信なく暮らしているなら、

親に叱られるまで夢中で外遊びしていた子供の頃や、羽目を外して怒られてもどこ吹く風だった、若い頃を思い出すといいのです。

過去から宝物を掘り出りだして、未来でまた活かしたいと思えるようになってください。

その希望こそがあなたの背中を押す勇気となり、未来へ早くたどり着くことができるのです。

こんな記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。