つわりがつらいのに会社を休めないあなたへ|使える制度と「自分を守る」選択

職場に、妊娠中でつわりがとてもつらそうな方がいます。

顔色が悪い。
座っているのもつらそう。
でも休めない。

理由はシンプルです。

休むと仕事がたまるから。
周りにどう思われるかが怖いから。

これは、実はとても多い悩みです。


「つわりは病気じゃない」が心を追い詰める

今でもあります。

「つわりは病気じゃないでしょ」
「みんな経験してるよ」
「気の持ちようだよ」

そんな空気。

でも、つわりは軽い人もいれば、
立っていられないほど重い人もいます。

吐き気、脱水、体重減少。
命に関わるケースもあります。

見えにくい症状ほど、軽く扱われやすい。
これは、心のつらさにもよく似ています。


休めない人ほど「自分より仕事」を優先してしまう

まじめな人ほど言います。

「私が休んだら迷惑がかかる」
「戻ったときが怖い」
「仕事が山積みになる」

だから、無理をする。

でもここで一度、立ち止まってほしいのです。

あなたの体は、仕事より先に守るものです。

これは甘えではありません。
自己保護です。


診断書の代わりになるカードがあります

つわりは医学的には「病気」扱いではないため、
通常の診断書が出ない場合があります。

その代わりに使えるのが、

母性健康管理指導事項連絡カード です。

医師に記入してもらい、会社に提出します。

すると企業側は、内容に沿って勤務条件を調整する義務があります。

例えば:

  • 労働時間の短縮
  • 休憩時間の延長
  • 業務の軽減
  • 在宅対応
  • 通勤緩和
  • 自宅療養指示

これは法律に基づく制度です。


書いてもらえない時は、こう伝えてください

中には厳しい医師もいます。

「それくらいでは書けません」

そう言われることもあります。

そのときは、

「出勤しても業務ができず、周囲に負担をかけています」

と具体的に伝えてください。

症状だけでなく、
生活・仕事への影響を伝えることがポイントです。


入院レベルのつわりは手当の対象になることも

重度のつわり(妊娠悪阻)で入院した場合は、
傷病手当金の対象になることがあります。

  • 3日連続で働けない
  • 4日目以降も休業
  • 給与が出ない

この条件で支給対象になります(目安:給料ひと月分の約6割)。

対象になることがあるもの

  • 妊娠悪阻
  • 切迫早産
  • 流産
  • 妊娠高血圧症候群 など

制度を使うのは「弱さ」ではありません

まだまだ、

制度を使う=大げさ
制度を使う=迷惑

そう感じてしまう人が多いです。

でも、それは違います。

制度は、使うためにあります。

がんばりすぎる人ほど、
使う前に限界が来ます。

どうか覚えておいてください。

あなたの体と赤ちゃんは、
会社よりも優先して守っていい存在です。


もしあなたが今、

・休みたいのに言えない
・制度があるのに使えない
・迷惑をかけるのが怖い
・自分の体より周囲を優先してしまう

そんな状態なら、
それは「気合が足りない」のではなく、
心のパターンがそうさせているだけかもしれません。

感情と思考のクセを整理していくと、
自分を守る選択ができるようになります。

感情整理カウンセリングでは、
「言えない」「断れない」「我慢してしまう」背景を一緒に整えていきます。

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