50代の暮らし

夫よ!テレビっ子は卒業してよ

またまた夫の愚痴ですいません。
やっぱりうちの夫、テレビをつけている時間が長いわー。

私はこうやってPCに向かって文章を書いているので
話ことばが耳に入ると、邪魔です。
耳栓がわりにヘッドホーンをつけて耳をふさいでいます。

「人の不幸は蜜の味」は本当

テレビのニュースの情報は基本、ネガティブなニュースばかりです。
事件、事故、詐欺・・誰が逮捕されたとか。

それは、ネガティブな大事件を取り上げたほうが視聴率が取れるからです。
人が人を殺めた事件より猫が人をヤッた方が大事件扱いされるのです。

「人の不幸は蜜の味」っていいますが、他人の不幸な出来事のほうが
明るいニュースよりも私たちは興味を持つようになっているんですね。

人間は太古の時代から危機管理を常にしていないと
命を落とすことになりかねませんでした。

だから負の情報に敏感なんです。そのDNAが今も私たちの体に残っているんです。

夫よテレビの情報が正しいなんて思ってないよね?

テレビはネガティブなニュースを意図的に流していると思ったほうがいいです。

2,3人のインタビューが流れるているけど、カットされて映らない人がいます。
テレビの2,3人だけをみて全国大多数が同じ意見であると勘違いしてしまいます。

脳は、良いニュースはカサ減らしし、悪いニュースはカサを増やしてしまうんです。
危険から身を守るために、これでもかというくらい危機管理をしなければいけなかったからです。

朝のニュースである事件が流れ、午前のワイドショーで同じ事件の顛末が流れ、
昼のワイドショーでその事件についてコメンテーターが云々かんぬん。

こんなに何度も何度も同じ情報が耳に目に入ると、私たちの脳はこんな悲惨な事件がいつも起こっているような錯覚を覚えます。
ご丁寧に証拠探しもするのです。
「あの事件も悲惨だったよね」「あの事件も被害者が・・・」というように。

それで、もしかしたら明日は我が身と明日がくるのが怖くなります。今度はもっと大変なことが起こるんじゃないかと不安になります。

日本はもう終わってると悲観的になったりします。

ここ数日、夫の心に刺さっているニュースは、ワクチンの入手が滞っている件です。自分は本当に打てるのだろうかと心配しています。
打てなかったら?予約までしているのに、打てなかったら?と。

テレビは見る側が受け身になる媒体です。欲しくない情報も入ってきます。ネガティブニュースのせいで一つの不安が雪だるまの様に大きくなっていくばかり。

余談ですが、不安を消すためにはどうしたらいいのでしょうか?







それは、運動。体を動かすことです。何か行動を起こすことです。

起きてもいない未来をあれこれ心配するより、体を動かすことです。
じっと、テレビを観てばかりでは不安は不安のままなのです。

夫には畑仕事を勤しみたまえ、と言いたいのですがあいにく今日は雨なので、

「テレビっ子」な夫を甘んじて受け入れています。(「子」は要らんけど。テレビおやじやね)

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