ノーベル賞が決まりましたね。
突然ですが、研究者ほどおたく感満載の方はいないと思っています。
オタクは素晴らしいです。
なぜなら時間とお金をかけたものは大きな価値をつくり出していることを教えてくれているからです。
カレーパンの美味しい食べ方はオタクが知っている
ワイドショーにゲストのコメンテーターさんが出ていて「へえ、こんなことにも(専門家)がいるんだー」とテレビをみて関心することがあります。
最近ついにこの専門家が出たか!と思ったのが、「マツコの知らない世界」で、カレーパンを9年間で(だったかな)4000個食べたという佐藤さんは元CAで現「日本カレーパン協会会長」さんでした。
もうこれだけで変人気質ですよね。
もちろんコンビニのカレーパンのことも良く知っていらっしゃる。
例えば時間が経ったカレーパンを揚げたてに戻すには「水を霧吹きでかけてトースターで1分」だそうです。
専門家は、携帯用の霧吹き(コスメ用)をバッグから何気に出すのがスゴイと思います。持ち歩いているんですね。
オタクはどういう意味
人生という時間は限りがあるしお金を自由に使える差もあり、興味あることだけにすべてをつぎ込むことはできないもの。
それでも時間とお金をつぎ込んだってことは、優先順位が上だったわけで。
その人にとっては感性が突き動かされながらも、心が安定することだったんですよね。
おたくとは現実からかけ離れてどっぷり潜在意識に潜っているようなイメージがあります。自分だけが知っている世界にいるような、ね。
だからか、オタクというと日陰者と思われてしまうけど、
私はその道のプロとも言えると考えています。
奥深く知っている専門家でもあるのですからね。
私は地道にコツコツ研究できる脳みそでもないし
ついお金に目がくらむので
こんな研究自分のためにならん!と思ったら
すぐにやめてしまう性格だし、
お宅オタク?なんて
問われたら、肝が小さい私なので
踏み絵は何気に踏んじゃいます。
変人扱いされたら困るので。
馬鹿にされるのは希少価値だから
ノーベル賞受賞された研究者も研究を始めた頃は「そんなことをして何になるの?」と周りにはバカにされたとよくおっしゃっています。
貧乏で奥さんに逃げられた人がいたりで人生いろいろです。
何くだらないことやっているの?と、言われてもそれを手放さない勇気、やめない執着心。
おたくも研究者も心根は同じじゃん?という考えに至りました。まあ研究者はやがて日の目を見ることがありますが、ただのオタクは、、、、。
いえいえ、一般のオタクは自分をご機嫌にすることを自分で出来ているのです。
日々人を気にして、遠慮して、お金のためにやりたくなり仕事やってヘロヘロに生きている人よりリア充なはずです。
そうですね「マツコの知らない世界」のような番組で発掘してくれるのが楽しみです。
今の世の中、情報が一杯だからジャッジすることされるコトが多くてオタクも生きづらいことでしょう。
どうしてもひきこもって生きていなきゃいけない。酸欠状態になる。
それでも人がくだらないと思ったものに着眼点を持つ。
くだらないものやコトに値打ちがあることを知っているんですね。
くだらないと言われているものにエネルギー注いで価値あるものに変える。
自分の気持ちに素直にならないとやがてブレてしまいそうですね。これは愛がないとできないです。
人の目を気にしていたらできなくなってしまいますから。
オタクについてまとめ
みんな何かに対してオタクだと思います。
うちの夫は天気予報オタクです。
「今日は午後から雨だから洗濯物は外に干さんほうがいい」と教えてくれます。
「あの山に雲がかかってきたからもうすぐ雨」と言っていて、本当に雨が降ってくるから、我が家の天気予報士と崇めております。
主婦の私は何にもかけてこなかったと思ってしまうけど、当たり前すぎて気づかないだけなのですね。
誰だって長い年月をかければかけるだけプロフェッショナルになれるのです(*^_^*)
佐藤さん、9年間はあっという間だったろうな、好きなことをやってきたはずだから。
あなたがオタクを嫌うのは、あなたにないものをオタクが持っているから。
羨ましいんです、自分にできないことをする人に腹が立っているだけですよ。
あなたに出来ないことをやるのは、神様の神ワザです。
神様を嫌っちゃあなたは専門家(神)にはとうていなれないのです。