ネコの手づくりごはんには、ネコの健康と長生きの秘訣がつまっていました
今日はペット食育協会(APNA=エイプナ)さん主催の
「かんたん!愛犬・愛猫の手作りごはん」入門講座を受けてきました。
講座の感想と猫のてづくりごはんの思いを語ってみようと思います。
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Contents
猫の手づくりごはんにこだわる私飼い主は・・
わが家にカワイイにゃんこが来て、
一番の願いは元気に長生きしてほしいということ。
私はこの講座を受けて「てづくり」っていいもんだな、
とつくづく感じました。猫のごはんを手作りするという発想になれてよかったです。
人間がやる手芸もDIYも手料理も、
「てづくり」は心がこもっていて喜んでもらったりするものなのに。
手料理は家族の好みや体調に合わせた
ママのオーダーメイドで美味しいものなのに。
なぜペットフードになると手作りは栄養が偏るとか
マイナス面ばかりを強調されているんでしょう?
猫はカリカリと水だけ食べさせていれば大丈夫。
アレを食べたら死んじゃう、みたいな・・・。
ネットを検索していると、一体なにが本当なの?
と思う事が多かったので、
今回ペットの食育講座を受けて
もっともっと猫の食べ物のこと知りたいと思いました。
人間とネコ(犬)は体のつくりが違うから手づくり食はシロウトには無理
はたしてそうなのかな?
私は体のつくりも栄養素の知識も
学校の家庭科や理科の授業で習った程度。
私が子供の時は、今の時代より栄養学は一般家庭には浸透していませんでした。
うちの母親も友達のお母さんも、管理栄養士ではなかった。
だからこそ母は母なりに自分の知識の中から
体にいいものを工夫して作ってくれて。
流行りの食べ物を買ってきたり
子供が喜ぶおやつをつくって食べさせてくれていました。
母の手作りのご飯はとても美味しかった!
だから好きでした。
それを受け継いだ私は、母には叶わないけれど
子供達に毎日つくってきました。
毎日30品目揃っていなくても
家族にご飯を用意しているし、食べてきました。
もし、●●を食べると病気になるって言われて、
それをおいしいからってずっと食べてきて、
ある日病気になったとしても
病気の原因は食事かもしれないし、
それだけじゃないかもしれない。でしょ?
ペットの猫も同じではないかと感じています。
料理のシロウトでも
その子が欲している食べ物を作ってあげられる点では
主婦は観察力もあるし、(栄養などの)情報収集もするので
家庭の中ではプロ。
だからといって、気をわなくても神経質にならなくても大丈夫って
ことを学びました。
食育受講後の飼い主の変化
手づくり食は、
最初は下痢しないか?吐かないか?病気にならないか心配でした。
その辺の不安を安心に変えたかったのが受講した目的のひとつです。
これは本当に安心に変わり、自信になりました。
現在では、購入した(カリカリやウェットは賞味期限までに消費したいので)
時間のない時やつくるのが面倒な時や手作り食のトッピングにつかったりしています。
どちらかというと、カリカリは「非常食」扱いになってしまいました。(^^;)
手作りごはんがやめられない理由は、続けていきたいメリットは、
●毛並みが、ひなたでくつろいでいるとキラキラしているし、
家にある毛布よりツヤツヤ・フワフワです
●ウンチも臭くなくて
にゃんこの肛門もぜんぜん臭いません(どちらも個人的感想)
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猫の手作りごはん、何を食べさせたらいいの
時々朝引きの生の肉(冷凍もの)をネットショップで取り寄せて食べさせています。
猫って、生肉好きなんですねー。
食後とても満足していて穏やかというかいい顔していています。
起きている時はすばしっこくて
体がキレてこれが猫か!と関心するくらい元気なんです。
私がキッチンに立つと、昼寝していても伸びをしながら近寄ってきます。
自分のごはんだとわかっているのか私の肩に飛び乗ってきて、カワイイのなんの。
猫がこんなに食いしん坊ってはじめて知ったし、
飼い主としては嬉しいものです。
神経質飼い主を卒業しました
検索すると、ネコに食べさせてはいけない食べ物が
たーーーーくさん書いてあります。
振り返ってみると、
ねぎや玉ねぎ、卵の白身など
家族の料理を作った後、
さっさと片づけておかないと
子猫が興味本位で食べて
命を落としたら困ると思って
ドキドキしたというか
家族に対しても神経質になっていました。
「ちょっと!食べ残したもの置きっぱなしにしないでっ(--〆)」って。
こんな神経質な飼い主だからこそ、
ペット食育講座を学ぶ運命にあったのです。(苦笑)
猫だって、自分のコトを知っている。飼い主はそれを受け入れるだけ
それでも、ネコのごはんを手作りすることに
私の背中を押したのは、
主人の姉の家のネコのことを思い出したからなんです。
確かに義姉は、味噌汁の「ネコまんま」を食べさせていると言っていたんです。
最初「玉ねぎ」はダメと知らなかった様で、
獣医師さんから聞いてよけるようになったけどネ程度でした。ある年のお盆に主人の実家で集まった時です。
そろそろお開きの時、料理が沢山余ってしまいまして
義姉が「じゃあ、鶏のから揚げをネコにもらっていくね」と言って
パックに詰めはじめたんです。「ネコにから揚げって、いいんですか???」と
聞いていた私は、
きっと目はとってもパチクリしていたことでしょう。義姉は平然と、「いいのよ~~♪」
「うちのネコは骨もバリバリ噛み砕くし」
(バリバリ?汗)「あ、油は?」
「油は毛並みがツヤツヤになるために必要なのよ」(まあ、確かに。そうかもしれませんが、、、)
今まで何もなかったのだから
玉ねぎもナマの卵も、
ネコが元気なら食べさせていいと獣医さんは言われたそうです。今、人間の食べ物をダメ!絶対!と言って食べさせていない方が聞いたら、
卒倒しそうなコトを言ったのです。その話をした時、
義姉のところのネコはもう十何歳というおばあちゃんネコだったので、
今さらあれはダメこれはダメと制限するより、「好きなものを食べさせてあげたい」
という飼い主と獣医さんの思いがあったのでしょう。そのネコは外に出ていたので(ホント自由だった)
ケンカして猫エイズになったらしくそれでも20年近く猫まんまで生きて
最後は外に出て帰ってこなかたそうです。
そんなことを思い出したので、
ネコにNGな食べ物、本当に本当なのか??と疑問に感じ、
自分なりに本を読み、ネットで検索して
ペット食育協会(APNA=エイプナ)さんの存在を知ったのです。
ネコにネギはNG?猫だって体に良い物を知っているのかも・・
ネコにNGな食べ物、とっても多いです。
NGかそうでないか書かれているものは
合っているようで合ってないと思います。
猫飼い初心者、てづくりごはん初心者の私が言いたいのは、
猫には人間が食べないもの、食べたくないもの、
食べる必要がないものは食べさせないスタンスでいいと感じています。
ネコの様子を観察して、調子が悪いならやめる。でいいと思います。
そもそも、人間が食べるモノを食べて
嘔吐するのは量が多すぎたからでは?と考えてみるべきです。
だから分量が合っていないという風に考えて
量を減らすか、個体に合っていないと考えて排除すればいいと思います。
例えば、ネコにNGなもので玉ねぎがあるのですけど、
人間だっていくら玉ねぎが体に良いからって
一度に大量に食べたら死んじゃうかもしれません。
が、その前に食べるのやめると思います。
だから、ネコちゃんもそれだけしか食べないのだったら問題ですけど、
人間もお肉と一緒に炒めると美味しいと思う玉ねぎという野菜なので、
たまたま猫が食べてしまったくらいでは、あまり自分を責めないで
いいと思うようになったのです。
私だって、生の玉ねぎ一度にどんぶりに何杯も食べたら、
吐きたくなります。きっと。
NGと書かれているものを読むと、
スープに溶けだした玉ねぎのエキスだけでもNG!的に書いてあって
何もしらない人や私のように猫を飼うのがはじめての人はさぞ、
神経質におびえている方多いんじゃないでしょうか。
うちのネコも卵の殻をうっかりなめてしまい、
つまり生の白身をなめたんですけど、
この分量で猫があきらかにショック症状が出たなら、
人間も卵かけごはんなんて毎日食べられないと思います。
それにドライフードの原材料はおおむね人間も食べるような
鶏肉や魚であったりビタミン類を添加してあるわけで。(質の違いはありますが)
こんなことを講座で学んで気持ち大らかになれて、
てづくりもっと頑張ってみよう!と思っています。
猫の手づくり食は完璧ではない
完璧じゃないから、いいんですよね。
これと水を食べさせていれば安心、というのは
これは完璧ですと言っていること。
この世にに完璧なものはないのだから、
プレミアムフードもネコにとって完璧ではないはずなのに?
人間にとっても完璧な食べ物がないように、
ネコにとってもカリカリも手作りごはんも完璧ではありません。
手づくりだから栄養とか、体調を考えて。
年齢とか、病気が良くなるには何がいいんだろうと
いろんな工夫をしてつくります。
そのためには愛猫の好みを観察する必要があるし
病気であれば少しでも改善してくれたらと願ってつくります。
完璧じゃないからがんばるんです。
それから、
ネットや本にはたくさんの情報があって戸惑うけど、
一番知っているのはネコ本人じゃないかなと思います。
うちは、私が人間の食事を調理中にネギをポロッと床に落としても、
スンスン匂いをかいであとはスルーです。
オイシイとか美味しくないとか体に良いとか、
意外に猫は知っているんじゃないかと感じる今日この頃なのです。
なぜそう思うか、、、。それは人間用にホタテの貝柱をおさしみで食べようと
準備していたら目ざとくうちの猫が1個かっさらったのです。
咥えて物陰に隠れて、
私たちが違づくと威嚇してうなって、
それはそれは可愛い仔猫が猫の本性を見た!みたいになって。
だけど、ホタテをフガフガと周りを警戒しながらも
美味しそうに食べ、食べ終わると、いつものカワイイ猫の顔に戻り、
高い声でニャー(もうないの?)って近づいてきて、
(猫は二重人格)猫って美味しいもの知っているんだと思いました。
そして危険な食べ物も。だって猫って臆病なんだもの。
私はこれからも、試行錯誤しながら猫のごはんをつくっていこうと思います。
いろんなことを猫は教えてくれるからです。
次は2級のペット食育講座を受けて、
美味しいごはんつくるからね、母さんは。
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