ネコのごはんを手作りするようになって、毛並みがシルキーモフモフになりました。
以来、飼い主の愛情の印と結石予防に最適と信じて続けています。
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市販のキャットフードで病気は予防できない
ネコを飼う前に自分なりにフードのことを調べたんです。
ドライ、ウェットの長所と短所。食べてはいけないもの。
そんな中、手作りご飯を食べさせてらっしゃる飼い主さんも多くおられて、あ、やっぱりカリカリばっかりじゃなくていいんだーと安心したものです。
でも、読めば読むほど知れば知るほど、エサとあなどるなかれ。奥が深く未知の部分を感じました。
ペットフード会社もビジネスなので、「人間のもの食べさせちゃ、ダメですよー」だから「うちのフード食べると元気な子に育ちますよー」っていう宣伝に惑わされているところあるな、と感じました。
こんな大人の事情を念頭に入れて調べてみると、人間と同じで、猫の世界にも完璧な食べ物というのはなさそうです。
とはいっても最初は不安で不安で。
なかなかトライできず市販のフードいわゆるカリカリやウェットのみを与えていました。
でも、大きくなると手づくり食は食べたがらないと書いてありました。
健康なうちから、子猫のうちから何でも食べられるようにしておいたほうが、後々いい。
そう聞いてようやく勇気も持って、自家製の鶏のスープでカリカリをふやかしてあげたところ、水分不足が解消したのかあっという間に毛がしっとりシルキーになったりと飼い主にもよくわかる変化がみられたのでさらに、本を読んだりペット食育講座で勉強して、出来る限り(あ、ほんとはユルユル)手作りするようにしました。
賛否両論を気にしないために、飼い主なりのスタンス決める
私は飼い主としてのスンタンスを決めました。
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【スタンス・ポリシー】
●猫に「食べさせてはいけないもの」を把握しておく
●一昔前のご飯に味噌汁をぶっかけた「猫まんま」を食べていた時代のネコと飼い主の関係を忘れない。要するに頑張りすぎない。
●水分をたっぷり含んだものをつくる
●残したり食べなかったものは、次回切り方や茹で方などを工夫してみる。つまり、これが嫌いなんだと決めつけない。でも、また残すようだったらあきらめる。
●食べなくても、残しても、現実を受け入れること。気にしない。
●できるだけ新鮮な生肉を準備(豚肉は必ず火を通します)
●動物の持っている解毒作用も信じてあげる
●肝臓・腎臓の働きをサポートする食材の知識や調理の仕方を知っておく
●家計を圧迫しない食材にする
●カリカリ、缶詰の良い点を否定しない。こちらも情報を収集して、ストックしておく。
なんていうと、すごく難しそうですね。(;゚Д゚)
でも大丈夫でしたよ。
あなたもわが子(人間)を育てたことがあるなら「赤ちゃんの離乳食」のドキドキ、不安、面倒くささ、美味しい顔をしてくれた経験、あったと思います。特に最初の子は緊張しませんでしたか?
そんなことを思い出させてくれるので、こんどは愛しのにゃんこにトライしてくれたら大丈夫です。
実際、猫って人間の食べるものを万が一食べたとしても、急にどうこうなることはなかったです。
食べさせる量も、猫ちゃんの頭の鉢のサイズくらいなんです。
でも、なーんにも知らないではじめるのは不安ですよね。
なのでペットの手づくりごはんを研究されてる専門家の本を読んではじめてみられてはどうでしょう?
なんというか・・
「いつまでも元気で一緒に過ごしたいから、母さんは頑張るよって」思えてくるのが、手づくりごはんの良さ。飼い主冥利につきます。
私が最初に購入したのはこの2冊です。目からうろこのOK食材が記載されていますよ。
■獣医学博士の須崎恭彦先生の「カンタン!手づくり猫ごはん」ナツメ社
かんたん!手づくり猫ごはん [ 須崎恭彦 ] |
■猫のトッピングごはん 安倍 佐智子(著)GEIBUN MOOKS
猫のトッピングごはん [ 阿部佐智子 ] |
今猫に必要なフードは、マグネシウム含有を抑えたものではなく、酵素だと言われているんです。
本来ならさっきまで生きていた獲物を食べることで酵素を取り入れることができていたけれど、酵素というのは生き物が死ぬと無くなってしまうのでネズミも鳥も自分で捕えることのない現代のネコ、とくに完全室内飼いのネコはこの酵素が不足しているんだそうです。
しかも、ドライのキャットフードは高熱を加えて作られているので酵素はほとんど含まれていないのだそう。
私はこの2冊の本を参考にして酵素やタウリンのサプリメントを補いながら手作りご飯をつくっています。
安倍佐智子さんの本は「いつものカリカリに水を足す」くらいから水分不足を補ってみては?それからトッピングしていく、ということを勧められているので不安な方はトライしやすいのでは?
今日は、とり農園さんから購入した、砂ずりと手羽先ミンチをナマで。
ブロッコリーと人参を茹でたものを少々。
上から自家製の鶏のスープをひたひたに注ぎます。
写真はまだスープを足す前。
無理しないために手づくりごはんを助けてくれるものを常備
いくら猫は肉食だからって、野菜もちょこっとあげなきゃ・・と思う事ありますよね。でも冷蔵庫にはねぎとかダメなのばっかり^_^;
これはネタバレなんですが、ペット食育の講座で質問したところ
「野菜が無い時は、無いでいい」って教えてもらいました。
人間もお肉ばっかり続いても病気しないように、猫も一日くらい肉ばっかりでも大丈夫なんだそうです!
それでも、野菜には体の調子を整えるビタミン類が含まれているので、気休めだと言われてもいい。便利なペット用手づくりを補助してくれるものをみつけました。
プライムケイズさんの「健康一番」、持っておくと便利ですよ~。
健康一番(無添加ペットフード)
オートミール(北海道産、発芽玄米(九州産)、おから(遺伝子組み換えでない)(熊本産)、小松菜(熊本産)、コーン(北海道産)人参(北海道産)、かぼちゃ(遺伝子組み換えでない)(北海道産)、ほうれん草(熊本産)大麦(北海道産)、米ぬか(北海道産)、無臭ニンニク、ふすま(北海道産)、カツオ(鹿児島産)、いわし(長崎産)、ひじき(長崎産)、わかめ(福岡産)米胚芽(福岡産)うなぎの骨(宮崎産)マグロ肉・骨(静岡産)、植物抽出酵素(北海道産)、ハーブ(ジンジャー・シルバーパイン・ヨブスディアス)、ビール酵母
ペットの手づくり食をサポート 国産素材のプライムケイズ「健康一番」
「健康一番」はフリーズドライになっているのでお湯で解いて使います。人間の御茶漬けみたいなものです。
大事なのは、猫の主食である肉や魚のたんぱく質を飼い主さんが準備しておくこと
肉はできれば生肉。骨付き出ない場合はサプリメントでタウリンを補充。(魚にはタウリンが含まれているので気にしなくて大丈夫)
ヨブスディアスというのは、ヨクイニン(ハトムギ)のハーブ名です。
ハトムギと言えば、人間ではシミ・そばかす肌荒れ、「イボ」を改善できるとしてお茶やサプリがありますね。
昔職場で、アトピーの子が水筒にお茶を持参していました。浮腫みにもよいそうなので、猫にとっても排尿にいいんでしょうね。
猫の祖先は砂漠に住んでいたのでおしっこの量が少ないです。
だから、結石が出来ても石が小さいうちにおしっこで排出すればいいそうです。
「シルバーパイン」はいろいろ調べているんですが、詳しく載っていなくて・・体に良い天然木として建築に使用されているようです。
うちは、食いつきもよくて目をつむって一生懸命食べてくれています。
まだまだ、試行錯誤ですがあれこれ試してみるのも楽しみのひとつです。
うちの子はお魚が大好きなこともわかったし、鰹節をトッピングするとはじめての野菜も食べてくれます。
人間の食べ物を食べさせちゃ病気になると手づくり食を否定して、毎日市販の同じフードを食べさせるよりも、
作り手もネコも「今日はニャに食べる?」って心のコンタクトをとりながら毎日を過ごす関係になる生き方を私は選びました。
◆おすすめショップ ゴロにゃん猫専門店、サプリメントも豊富
完食された器と、その後ごちそうさまの毛づくろいの姿をみると一安心♪
なんだかネコがネコらしくみえてきて、増々愛おしいです。
猫のてづくりごはん、あなたもトライしてみませんか?猫から学ぶことがたくさんありますよ。
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