相談内容
小学1年生の娘が、落ち着きがありません。
授業中も席にじっと座っていられず、先生から注意されているようです。
家では、
・妹をすぐ叩く
・叱ると泣いたり拗ねたりする
・喜怒哀楽が激しい
・思い通りにならないと癇癪を起こす
どう接したらいいのか、悩んでいます。
まず知っておいてほしいこと
落ち着きがないこと
感情の起伏が激しいこと
自分の思いを通そうとすること
これらは、本来とても自然な子どもの姿です。
特に小学1年生は、
・集団生活に慣れきっていない
・自分の感情をうまく言葉にできない
・体と心の成長に差が出やすい
という時期です。
「できない」のではなく、
まだ途中なのです。
小学生になると、急に求められるものが増える
幼稚園までは許されていたことが、
小学生になると急に「ダメ」と言われるようになります。
・じっと座る
・順番を待つ
・空気を読む
・感情をコントロールする
子どもにとっては、
かなりハードルの高い要求です。
そのギャップに戸惑い、
気持ちが不安定になる子は少なくありません。
「わがまま」に見える行動の裏側
癇癪や反抗的な態度は、
「困っている」「わかってほしい」という
サインであることが多いです。
言葉でうまく伝えられない分、
体や感情で表現しているだけ。
叩く、泣く、拗ねるという行動の奥には、
「どうしたらいいかわからない」
という気持ちが隠れていることもあります。
お母さんのせいではありません
ここで大切なのは、
私のせいと自分を原因にしないことです。
「親子は潜在意識でつながっている」という考え方は、
責任を押しつけるためのものではありません。
むしろ、
「親が変わらなきゃダメ」
という発想は、
お母さんを追い詰めてしまいます。
お母さんにできる、現実的な関わり方
まずは、
感情と行動を分けて受け止めることから始めてみてください。
×「そんなことする子はダメ」
○「そうしたくなるくらい、今はしんどかったんだね」
行動は止める必要がありますが、
感情まで否定しないことがポイントです。
そして、
落ち着いているときに短く伝えます。
・今は小学生として、我慢をする場面があること
・どうすればうまくいくかを一緒に考えること
説教ではなく、相談の形で。
成長とは「できるようになること」だけではない
落ち着くこと
我慢できること
協調性を身につけること
これらは、
一気に身につくものではありません。
失敗しながら、
行ったり来たりしながら、
少しずつ育っていくものです。
おわりに
「わがまま」「落ち着きがない」と感じる背景には、
お母さん自身の不安や焦りがあることもあります。
でもそれは、
ちゃんと向き合っている証拠です。
お母さんが完璧に変わる必要はありません。
ただ、
「この子は成長の途中なんだ」
と視点を少し変えるだけで、
親子の関係はずいぶん楽になります。
お母さんが安心すると、
子どもも安心します。
焦らず、比べず、
今日できた小さな一歩を大切にしてください。
参考になれば幸いです。