50代の暮らし

家庭菜園で元を取る気満々?定年退職夫が野菜つくりにハマった6つの理由

家庭菜園にハマっている方は、きっとこんなことをメリットに感じて楽しんでいるのだと思います。

定年退職したら、だれもが家庭菜園にハマるわけがある

夫が精を出している畑の野菜がぐんぐん育ってきました。
去年までは草ぼうぼうの中で健気に育っていた野菜たちでしたが、今年の畑は違います。

3月に年休消化で休んでいる時から4月のはじめは、テレビがお友達で心配していました。

やる気が出たのか麦わら帽子をかぶって
朝から水やり草むしりをやってくれています。

1・家庭菜園は手間暇かけただけの結果がある

畑は下準備が大変です。土を耕してたい肥を施し
健康な土壌を作らないといけないんです。

それから植えつけますが、作物によって
植える時期や植える場所も違いますから多少の知識も必要で、

そのあとも、水やり、草むしり、つい肥、虫がきていないか、育ってきたら間引きをするなど、
毎日気をつけてみていないと、あっという間に弱ったり、枯れたり虫にやられたりするんですよね。

その分、手間と暇をかければ、
たくさんの野菜を収穫できるので
達成感があるのだと思います。

たとえ失敗があっても
次のシーズンや翌年に挑戦できます。

次はあれも植えてみよう
こんどはこの品種と
チャレンジ精神も目覚めます。

2・新鮮な野菜を食べられる

新鮮であることには、とても価値があります。

うちの近所にいちご農家さんがいて
来客がある際に、朝採りのいちごをお願いしたことがあります。

その朝採りのいちごを食べた時、今まで「新鮮」と思って買っていたお店のイチゴは何だったのー?と驚愕するくらい、野菜もくだものも店頭に並ぶまでには時間がかかっていることがわかりました。

どんなに輸送手段や保存技術が発達しても、自分ちの畑からの「産地直送」にはかないませんよ。

自分でちぎったトマトを食べてみてください。
トマトにはトマトの香りがあります。食べたらジューシーでくだもののように感じるかも。
これが新鮮というものか!!と、採れたてってこれかーと思いますよ。

これは最近収穫したラディッシュ(二十日大根)20日ほどで食べられるくらいに育ちます。スライスして甘酢漬けにしました。

3・元がとれて食費の節約になる

家庭菜園は始める時はお金がそれなりかかりますが、
手間暇かけていれば元が取れるくらい収穫できます。

メロンやスイカの苗が数百円で売っています。品種改良されて初心者でも栽培しやすい苗を選べば実をつけることができると思います。
デザートが自家製のくだものってとても贅沢だと思いませんか。

夫はスーパーに行くと、家で採れるので買わないくせに野菜売り場をチェックしに行きます。

「きゅうり3本でこんなにするんか?」
「うちは苗が●●円だったから元はとっくに取っとるな」

タネから植えたら、
「一袋全部蒔いたから、●●円分収穫じゃ」って水やりしながら
もう言ってます。

特に今年は元を取る気満々で胸算用発言がかなり多いです。

蒔いたからといって全部が発芽するわけではないし、
リスクはあるんですけどね。
初心者には難しい野菜もあります。

それでも、世話をしていけば元はとれます。野菜は毎日食べるものなので、家庭菜園でつくることができれば食費はかなり浮きます。

4・土を触ることが癒しになる

土には心身の健康に影響する微生物が含まれていて
土を触ることでストレス発散できます。

丈夫な野菜を育てようとする気持ちが
自分も健康であろうと前向きに繋がります

雨や台風で野菜がダメにならないかと
野菜をわが子のように心配します。
観察力や計画性が身に着きます。

畑仕事はメンタル面にもいい影響を与えるようです。

耕したり、腰をまげたりのばしたりして体を動かすので
運動不足解消にもなります。

5・料理の幅が広がる

例えばトマト。
トマトはせいぜいサラダ=生で食べると思っていたら目からウロコが何枚も堕ちます。
マリネや焼きトマト、スープなどいろんなものに使えますよね。
それくらい使い倒さないともったいないのです。

トマトを適当に切って、鶏もも肉やナスなどお好みの野菜と一緒にオーブンで焼きます。
トマトの水分でナスがトロっとなって肉からもうまみが出て汁だくで食べられます。

ミートソースをつくりおきします。トマト缶をつかったものよりフレッシュで
栄養もあると思います。

ハーブのローズマリーを植えています。
お肉料理や魚のムニエルなどに使うと
レストラン?と思うような風味豊かな料理ができます(笑)

例えばさつまいもなら焼きいも、大学イモ、天ぷら、スウィートポテトなど
料理の幅が広がります。もちろん料理人の気力があればですが。

なんせ元を取っているので勝利(?)したも同然、使い放題です。

子供が小さい時はおやつ代わりにプチトマトをちぎって食べていました。
下手な甘いお菓子より、野菜の甘みのほうが体にはいいです。今となっては食育としてもよかったんじゃないかと思っています。

野菜が身近にあるので、野菜嫌いのない子に・・は、うちの子はだめでしたが。

何年か前に収穫した時の画像です

6・まわりの人から感謝される

妻のワタシは大変感謝しています。
夫が畑に出ている間、リビング周辺に掃除機をかけられるし(笑)

採れた野菜で食費も安くなりますからね。
野菜をいつも買っている方に無農薬で新鮮な野菜をさしあげると、喜んでもらえます。

家庭菜園は良い事ばかり

夫は朝、一度リビングにやってきて目覚めのタバコを吸いに外に出ます。

味噌汁を作っていた私がキッチンから
「ついでに、ネギ2本ほど採ってきてくれない?」というと、
タバコが終わった夫が「はい」とねぎを持ってきます。

ちなみにネギは根っこを残して水につけておくと
また伸びてきて水栽培ができますね。

プランター(土)の場合も根っこ(白い部分)を土に残してハサミでカットしてつかうと、
またネギが伸びてきます。

家庭菜園はこのように、やるとメリットがいっぱいです。
コロナによるステイホームで家庭菜園はとても人気だとか。

わが家も数年前より昨年、昨年より今年のほうが
植えた野菜の数が増えました。


ベビーリーフも育ってきました。手軽に使うことができるので、あると便利です。

定年退職した夫が生き甲斐や趣味を持ってくれると、嬉しいものですね。とーちゃんがんばれ。

こんな記事もおすすめ